『インタープリテーション全体計画』制作のための地域ワーキング実施レポート
「九州ボルケーノツーリズム・インタープリテーション(IP)全体計画」活用アイデア会議 ~ 地域資源を”伝わる魅力”に変えるセミナー&連続ワーキング ~ の開催レポートです。
Y. Uto
2025年11月18日
こんにちは。クリエイティブ事業部のジェイリーンです。
2026年3月14日、太宰治の生家である太宰治記念館「斜陽館」 をオンラインで巡るイベントに、ゲストとして登壇させていただきました。
大学院修士課程にて太宰治を研究した者として、夢のような企画でした。
開催場所は、太宰が生きた街・三鷹に佇む「フォスフォレッセンス」という古本カフェでした。太宰治ファンの方が経営するカフェで、店内には太宰の初版本や関連ポスターがあり、太宰ファン同士が集まる当イベントにぴったりな場所でした。
「太宰治がつなぐ、あおもり・文化・ひと」というテーマで、ゲストと参加者が交流できるよう、定員10人という規模で開催されました。少人数だからこそ、非常に充実した時間となりました。
当日の流れは下記の通りでした。
■あいさつ&自己紹介
店主の駄馬様と、ゲストの私が挨拶し、プロフィール、太宰治を好きになったきっかけ、大学院での研究などについてお話させていただきました。
太宰治を好きになったきっかけは『文豪ストレイドッグス』というアニメです。主要な登場人物は文豪と同じ名前を持ち、各自の異能力や人物設定も文豪自身のエピソードや文学にちなんだものが多いです。好きなキャラクター(太宰治)の設定をより理解したく、初めて『人間失格』を手に取りました。人間の心理や複雑な感情を生々しく描写する太宰の文章に惹かれ、大学院に進学する際、太宰文学を研究対象にするほどハマりました。(今もハマっています)
その話に続いて、参加者の皆様も「太宰治の好きな作品」や「ファン歴」を軸に自己紹介をしました。参加者の中には、記念館になる前に旅館として運営していた斜陽館に泊まったことがある方々や、青森・太宰好きで訪日中の観光客の方や、故郷である青森県に貢献したく自分のルーツへ戻りはじめた大学生がいました。母語、生まれ育ち、年齢層が違っても、青森・太宰好きだという共通点で繋がっていることに感動しました。

■軽食提供
軽食・記念品として青森県産の林檎ジュースとカステラサンドが提供されました。それぞれの包装に太宰のイラストや名節があり、大人気でした。

■斜陽館オンラインツアー
斜陽館と生中継で繋がり、いよいよ斜陽館館長・舛甚様による館内案内がはじまります。臨場感のある案内で、参加者全員が無我夢中になりました。
歴史の重みが感じられる館内を巡りながら、建物概要だけでなく、太宰に関する様々なエピソードについて語ってくださいました。参加者が直接舛甚様に質問をすることができる質疑応答の時間も設けてられており、非常に有意義な時間でした。

■ゲストトーク
今回、ゲスト登壇とあわせて「太宰治の聖地巡礼&金木町散策MAP」の作成や監修に携わることができました。このマップの内容は、私が4年前、五所川原・金木町を訪れたスポットをベースに、実際に青森に訪れる際、参考として使える想定で作成されたものです。参加者交流に入る前に、私がそのマップの紹介とともに、青森来訪の体験談や印象的な出来事について語りました。

■参加者交流&アンケート記入
その体験談が自然と参加者交流へと進み、イベント終了時間まで、全員が太宰や青森観光の話で盛り上がりました。
来場者アンケートに「来てよかった」「今後青森県に行きたい」といったご意見を多数いただきました。
大学院で身につけた近代文学に関する知識、太宰研究者兼ファンとしての経験、エクスポート・ジャパンの業務で培った観光業のノウハウ。そのすべてを存分に活かすことができた企画だと感じております。
私が語る太宰・青森への愛が実際の旅行に繋がりましたら嬉しい限りです。また青森でお会いしましょう!
「さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。」
ー太宰治『津軽』より
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Y. Uto
2025年11月18日
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