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Navi Lence実証実験に参加

アクセシブルコード
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T. Fukushima

2021年07月02日

こんにちは、経営支援部の福島です。

アクセシブルコードの実証実験でお世話になった、アイ・コラボレーション神戸様からの依頼で、ブランチ神戸で実施されたNavi Lence実証実験にローカライゼーションチームのジャスティンと参加してきました。ブランチ神戸は商業複合施設で、ユニバーサルデザインで利用者のバリアをなくす取り組みを積極的に行っています。

今回は、視覚障害者、日本語が読めない外国籍の方々、車椅子利用者の方々をスムーズに誘導するためのNaviLenceの実証実験をされるということで、現地へ向かいました。

ナビレンスのタグです。スマートフォンのカメラでスキャンするだけで、読み取ったタグに含まれている必要な情報が得られます。

NaviLence とは

スペインのNeosistec社とアリカンテ大学が開発したサービスです。予め情報を登録したタグを、スマートフォンにダウンロードした専用のアプリを利用して読み込むことで、距離や方角などの道案内をしてくれるサービスです。

スペインではすでにバス停や駅など、様々な場所にタグが設置されており、公共交通機関の時刻表と地理的情報に関するオープンフォーマットであるGTFS(General Transit Feed Specification)とも連動しているため、交通機関の発着時間などもわかるようになっているそうです。「すばらしい!」

アイ・コラボレーション神戸の板垣様と北山様は現地まで足を運ばれ、実際にこのサービスを体感されてきたそうです。初めて訪れる旅行者にとっても、大変便利だったとのことでした。

タグをスマートフォンのアプリで読み込んだ画面に赤い矢印が直進としてでています。
スマートフォンのアプリでタグを読み込むと左へ曲がる矢印がでています。

実証実験の様子

実験当日は、視覚障害者の方、車椅子利用の方、外国籍の弊社のスタッフが集まり、実際にNaviLenceもしくはNaviLence Goを利用して目的地まで到着できるかなどを確認しました。NaviLence(視覚障害者向け)、NaviLence Go(視覚に障害を持たない方向け)共に無料のアプリです。

ジャスティンや車椅子利用者の方を観察していたのですが、操作は非常にシンプルで、ショッピングセンターのような、どこに何があるか知らない場所でも、予め登録されたタグを読み込めば、トイレやエレベーターの場所まで容易にたどり着くことができました。

ただし、視覚障害の方は操作に慣れるために、ある程度時間がかかっておられたように見えました。

ナビレンズGoを利用して、弊社のスタッフのジャスティンがタグを読み込んでいるところです。
ナビレンズGoの指示に従った、目的地を目指すジャスティンの後ろ姿です。

最も印象的だったのは、タグを感知する速度です。かなり離れた場所からもタグを読み込んでいました。また、視覚障害を持っている方にとって便利なのは、タグを読み込むために焦点を合わす必要がないということと、目的地までへの距離を音声で知らせてくれることです。

ヴァンジ彫刻庭園美術館

すでに静岡県のクレマチスの丘にあるヴァンジ彫刻庭園美術館にはNaviLence が導入されています。ヴァンジ彫刻庭園美術館は障害の有無にかかわらず、すべての人が楽しめるユニバーサルなミュージアムを目指しており、NaviLence だけでなく、敷地内にはレールガイドがあったり、触知図、芝生に設置されている作品や館内の作品など手で触れることができます。

ぜひ、機会があればヴァンジ彫刻庭園美術館に訪問したいです。

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