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2023 自主活動休暇 家族と無錫市へ

EXJカルチャー
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S. Ryu

日本のゴールデンウィークは中国の「五一労働節」のお休みと何日間かかぶり、ちょうど帰国中ということなので、自主活動休暇の制度を利用して久しぶりに家族と2泊3日の旅行に行ってきました。

今年の五一労働節の祝日は4月29日〜5月3日の五日間です。五一労働節は日本のゴールデンウィークと同じく、どこに行っても人が多いため、昔は家族と上海市内で食事に行って済ませていましたが、今年はせっかく私が帰国しているので、父母、祖母、叔父叔母、いとこの兄夫婦と、8人で無錫市の「拈花湾(ニィェン・ファ・ワン)」というところに行きました。

無錫市は上海に隣接する江蘇省の南部に位置する都市で、有名な淡水湖である「太湖」に面しています。今回は車2台で、父と兄の運転で行きました。人混みを避けるため、連休の1日前の4月28日の午前8:30に上海から出発しました。本来は車で2時間30分ほどの距離ですが、少し渋滞があって3時間かかりました。交通機関を利用する場合は、高鉄(中国の新幹線)と地下鉄に乗って約3時間20分で着きます。

「拈花湾」は無錫市の郊外に位置し、106.67 ヘクタールの広さを持っています。2015年にオープンし、「禅」や「仏教文化」をテーマとしているリゾート地でもあります。その建築は主に唐宋時代のスタイルを採用しているので、若干京都っぽいところもあります。

拈花湾の街

拈花湾の街並み

今回、家族とは園内にある民泊に泊まりました。民泊の一階には庭もついているので、確かに「禅」の雰囲気を感じられます。

拈花湾の民泊

今回泊まった民泊

拈花湾のお寺

夜になると、ここで書道の体験ができる

拈花湾では、自然風景の他に、雰囲気のあるレストランやカフェ、茶道・書道の体験、漢服の体験など色々な項目があります。中でも一番人気があるのは夜のショーです。音楽とライトショーと合わせ、演者たちは僧侶の服を着て武術っぽい動きをします。簡素でありながら、なかなか迫力もあって見応えがありました。

拈花湾の店舗

街にあるお店

拈花湾のショー
拈花湾のショー

夜のショー

拈花湾のショー

夜のショー

今年の年始、ゼロコロナの政策の終了に伴い、中国ではコロナ感染者が急速に増えました。その後は徐々に収束に向かい、今回の五一労働節は収束後の初めての大型連休です。中国文化観光部によると、今年の「五一」の国内観光旅行の旅行者数は2億7400万人回で、前年比70.83%増加し、2019年同時期の119.09%に回復しました。

また、今回の旅行の中では、店員さんはほどんとマスクを着用していますが、観光者は4分の1ぐらいの人がマスクを着用している感じです。私は人混みの中ではマスクを着用し、人が少ないところではマスクをしないという選択をしました。

今回は久しぶりに家族とゆったりと時間を過ごすことができ、リフレッシュできました。

拈花湾の自然

拈花湾の自然