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自己研鑽費制度とは何ぞや

EXJカルチャー
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M. Yoshihara

弊社エクスポート・ジャパンには、「自己研鑽費制度」という制度があります。

これは自己研鑽に正社員は月5000円、パート社員は月2000円の補助金が会社から出る制度で、書籍、勉強会参加費、語学学習など様々な学習に利用可能なのですが、実際のところどんな制度で、どのように活用されているのでしょうか?

自己研鑽費を取り仕切る経営支援部とのQ&A方式でお届けします!

自己研鑽費制度って何?

Q. 「自己研鑽費」制度という名前ではありますが、フレキシブルな制度ですよね。例えば、在宅勤務で使用するイヤホンやモニターなどにも使えて、業務に関わるものには使用できるイメージがあります。

自己研鑽費はその名の通り勉強などの自分の学びのために活用する他に、もう一つの側面があって、業務に必要なものやことなどにも利用可能です。例えばスケジュール帳やインフルエンザの予防接種等、また就労ビザ申請にかかる費用も対象になります。

Q. 制度ができた当初から、現在と同じ制度内容だったのでしょうか?

もともとは業務に関連する勉強に対しての補助のみで厳しめのルールがあったのですが、性善説に基づく制度とでも言いましょうか、時を経て現在のように柔軟な制度に変化していきました。

Q. あまり細かいルールはなく、常識の範囲内であれば本人の自由に使えるのですね。

はい。例えばオンラインヨガやマラソン大会等のスポット的なスポーツ関連の費用に関しても、心身をよい状態に保つことはパフォーマンスの向上につながると考えられるため現在は承認されるようになりました。ただしオンラインの運動の場合にはいつ行ったかが分かる受講の証明、スポーツも実施したことがわかる証明が必要になります。

また、本で言えば、例えば経理部ではない人が経理の本を購入しても、それは経理的な考えを学ぶためなので全く問題ありません。自分の学びのためなので。

自己研鑽費制度、どう使う?

Q. どうあがいても承認が下りないものがあれば教えてください

お菓子、飲み物、あとは日常的な消耗品が代表例です。

Q. 最近の制度の変更点では、対象によっては分割ができるようになりました。

分割申請が可能なケースは基本的には以下3つです。

・在宅業務で使用するセカンドモニター・プリンター及び、業務に直接関係する1ヶ月上限を超える書籍を購入する場合
・長期にわたる講座を受講する場合
・TOEICなどの検定試験受験料

また、在宅業務で使用する椅子などにも適用されます。物に関しては最大で2か月の自己研鑽費を充てることが可能です。

Q. 最近ではどのような使われ方が多いのでしょうか?

2025年1月~4月分で集計してみたところ、半数以上がビジネス書などの書籍購入、続いてモニターなどのパソコン関連でした。

ちなみに、コロナ禍ではオンライン授業を取っている人が多かったですね。

Q. 承認が下りるかどうか自分で判断がつかない場合は?

経営支援部にお声かけください。自己研鑽費は業務と直接関係のないことに使用してもよい自由さのある制度ですが、その場合でも業務に関係する自身の研鑽は、日々取り組んでいただきますようよろしくお願いします!

続いてほしい、自己研鑽費制度。

印象に残ったのは、社内制度というものは、活用されないのであれば制度は見直されたり、制度自体がなくなることもあるということ。積極的に利用して、個人の能力向上につなげていってくださいね、とのことでしたので、こぞって活用していきたい限りです。