こんにちは。経営支援部の石原です。

大阪本社、東京支社共にオフィスの移転が終わり、新しい環境で心機一転スタートしております。
さて、ご紹介が大変遅くなってしまいましたが、12月より新しく加わったメンバーを恒例のインタビュー形式でご紹介いたします。中国出身の王と言います。


ネモフィラの花畑の前で赤いワンピースを着て立っている王さん

Q: 出身はどこですか?出身地の良いところを教えてください。

中国の北京です。中国の首都である北京は、政治の中枢であり、上海と並ぶ経済・学術・文化の中心地でもあります。日本と同じように四季があります。春と秋はとても短く、夏は高温多湿となり、冬は低温乾燥で0度以下の日もあります。

その中で一番人気のある季節は秋です。穏やかで暖かい天気が続き、黄色の銀杏、真っ赤な楓はとても印象的です。この季節には中国の国慶節と中秋節もあり、町中に花壇が設置され、花のオブジェクトを飾ります。

天安門広場に設置される花壇はもっとも人目を引くところです。花を設計通りに配置するため、GPS測位技術を使い、設置位置を確認しながら花壇を形成します。花の枝は鋼材の骨組みを持ち、外側のカバーは耐熱と日焼け止めの処理をし、強風・日照・雨対策もしています。とても手が込んでいます。

天安門広場に設置されている花壇。中央に色とりどりの花が植わった植木鉢が配置され、周辺には放射状に黄色、オレンジ、赤の花壇が作られている。
2018年天安門花壇 出典: eastday.com

Q: おすすめの場所を教えてください。

5000年の歴史を誇る中国は、全国各地にたくさんの名勝旧跡、または世界遺産があります。

高校卒業後、北京の大手旅行会社で一年間インターンをしました。その時、初めて中国領土の広さと民族文化、マナーの違いを体験しました。10省、30以上の都市、香港特区、マカオ特区を訪れました。それぞれの場所にそれぞれのカラーがあります。

20年前ですが、四川省の九寨溝と黄龍に行ったとき、未開拓で原始的な風景と未知なる環境はいまだに記憶に残っています。

青く透き通った湖、原木や落ち葉、大自然によるコントラスト、夢のような景観でした。夜になるとあたりが真っ暗になり、虫と風の音、空に輝く星がとても近くに感じられました。朝になると、山と山の間から金色の光が差し込んで、真っ青な湖面に反射し、さざ波が立つことで、花火のように見えます。

黄龍はカルスト地形、火山灰による奇妙な風景でした。棚田状の池がいくつか繋がっていて、晴れの日になると、黄金色や、エメラルドグリーンまた鮮やかな青色になります。

当時は温泉に入ったことがなかったので、素晴らしい風景よりは硫黄の匂いのほうが印象に残っています。

宿泊した施設にインターネットはないし、シャワーのお湯の利用にも時間制限をかけられました。限られたスペースですので、添乗員は椅子やテーブルで一晩過ごすことは日常でした。

交通手段はマイクロバスで、極めて細い山道を10時間ほど走り続けました。ときどき、トン、トン、トンと山から石ころが落ちてきて、車体や天井にあたります。一車線の幅しかない山道で、対向車が来るたびに全員が息を潜めて、静かに運転手を応援しました。

今思えばとても恐ろしい体験ですが、若かったためこれらの刺激が、すべて新鮮でした。今はすべて整備されて、こんな体験はないと思いますよ。

機会があればこの美しい風景をためしてみてください。

九寨溝の写真。紅葉が美しい山に囲まれたエメラルドグリーンに透き通った湖。
九寨溝 出典:ctrip
黄龍の写真。カルスト地形。棚田状の池が連なり、エメラルドグリーンに水面が輝いている。
黄龍 出典:ctrip

Q: 興味があることや趣味は何ですか?

自然が大好きで、20代の頃は山ガールでした。女子会で山や温泉などいろんなところを訪れ、佐渡ヶ島や北海道も周遊しました。

そんな中、山ガールのパワースポット、屋久島の縄文杉に会いにいくため、数か月にわたってコツコツ練習を重ねたこともありました(笑)。

お母さんになって、水泳教室、日本料理教室やタイ料理教室、グリーディングカード教室も楽しみました。

Q: 日本で一番変だと思ったことは何ですか?

中国と共通する部分が多くて、日本で生活する上であんまり不便は感じません。
よい習慣や文化がたくさんあり、時には中国よりきちんと文化が継承されていると感じます。


日本では「親しき中にも礼儀あり」という諺があります。家族内でもお礼をすることはとても大事にされています。夫婦の間、親子の間、子ども同士も感謝の言葉をよく使います。来日してしばらくは親しい人から「ありがとう」と言われると、とてもよそよそしく変な感じを受けました。

中国では近い関係にある人には感謝の言葉を口に出さないことが普通です。大切に胸に刻み、必要な時に恩を返します。この頃日本の生活に慣れた自分は、挨拶の代わりに「ありがとう」を使っています(笑)。

Q: 日本でどこを訪れてみたいですか?

中国地方と四国地方はまだいったことがないです。機会があれば、子どもたちと一緒に行ってみたいです。

出雲大社や厳島神社、角島大橋、鳥取砂丘、直島、道後温泉、四万十川。どれも絶景スポットで、コロナ後は旅で忙しくなりそうです。

Q: 日本で働くことについてどう思いますか?

大学卒業後IT業界に就職し、とても忙しかったのですが、充実していました。その後、ライフスタイルに応じていくつかの職場を経験しました。ラフな環境もあれば、きっちりしている職場もあり、柔軟に対応する必要がありました。

EXJは多国籍で、社内のコミュニケーションは日本語と英語両方使います。日本でありながら、複数の文化に接することは貴重な機会です。自分の力を発揮しながら、みんなと協力し、楽しんでいきたいと思います。

Q: 大学では何を勉強していましたか?

大学では哲学科の東洋美術について、勉強しました。平安時代の仏画から江戸時代の浮世絵、たくさんの作品を見てきました。

一番好きなのは色使いが鮮やかな浮世絵でした。中国の水墨画は浮世絵とは正反対で、細部に拘り、リアルな生活などをテーマにしていました。

学生時代に毎週上野の美術館に通った時期もありました。懐かしいです。

Q: EXJでの数か月を振り返っての感想は?

昨年末に入社しました。コロナ禍でのリモートワークでした。リアルな交流ができないけれど、ウェブ越しでいろいろなことを教わりました。

会社全体は従来の縦割り組織と違って、困った時にみんなで助け合う社風です。定期的に経験やノウハウを共有し、有効活用することで全員のスキル向上に繋がります。

この先、自分自身の成長をとても楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。