新しいスタッフが加入しました!中国出身です
EXJカルチャーこんにちは。経営支援部の石原です。
スタッフ紹介ブログの第2号は上海出身の劉です。
それではインタビュー形式でご紹介いたします!
■ 出身はどこですか?出身地の良いところを教えてください。
初めまして、劉承子です。中国上海から来ました。
上海はとにかく多文化都市であり、中国の様々な地域や外国からの方がたくさんいます。
上海の有名な観光スポット「外灘(ワイタン)」では、19世紀後半に建設された西洋式建築が建ち並んでいます。そして、「黄浦江」という川を挟み、向こう側には現代の高層ビルがたくさん並び、中でも一番特徴的なのは「東方明珠」です。
■ 母国でおすすめの場所を教えてください。
中国は多民族国家であり、地域によって地形と文化は全然違います。
その中で、まず紹介したいのは上海の近くにある「烏鎮」というところです。烏鎮は「アジアのヴェネツィア」と呼ばれることもあり、古い江南の街並みの風景が残っています。
中国の西部にあるチベットや四川省もおすすめです。四川の都市部で本場の四川料理を食べることができ、そして四川西部で少数民族の文化や壮大な自然風景を見ることができます。
■ 興味があることや趣味は何ですか?
学生時代から映画・ドラマ・アニメの鑑賞が好きです。一番好きな日本アニメは『蟲師』という作品です。あまり知られていない作品ですが、日本の侘び寂びの精神を表しています。ドラマの中では、坂元裕二さんが書いた脚本が好きです。最近は中国の謎解きバラエティにもどハマり中です(笑)。
■ 日本で一番変だと思ったことは何ですか?
日本の電車線路には漢字の線路名があり、そして数字はホームを表しているところです。上海は基本的に全部地下鉄ですが、それぞれの線路に「1号線」、「2号線」という名前があり(今は17号線まで。まだ建設中の線路もあり)、駅のホームは基本的に二つしかありません。従って、上海の人が日本に旅行しに来る時は、大体電車の乗り方に迷います(笑)。
そのほか、上海の地下鉄の建設開始時期が日本より遅れているという原因もあると思いますが、すべての駅にホームドアがあって安全です。しかし、上海の新しい線路ではすでに自動運転が導入され、ドアも自動的に閉まります。ドアの開いている時間が短くて、その点は日本より不便です。
■ 日本でどこを訪れてみたいですか?
出身地の上海の気候は東京に似ており、あまり雪が降らない都市ですので、北海道に行ってみたいです。やはり雪を見るとワクワクします。
■ 日本で働くことについてどう思いますか?
私は日本人の仕事に対する真剣さや挨拶の文化などがすごくいいだと思いますが、少し堅苦しいところもあると思っていました。EXJはそのいいところだけを残し、外国籍の社員にとってバランスのいい環境だと思います。
■ 大学では何を勉強していましたか?
大学の専攻は視覚伝達デザインでした。少し説明すると、「グラフィックデザイン」から由来している学科ではありますが、それより研究範囲が少し広く、視覚に関するすべての領域に関わっています。学部時代に、グラフィックデザイン、UIデザイン、映像編集、アニメーション制作などの課題を取り上げ、大学院ではパースの記号論やギブソンの生態心理学を勉強し、その方法論で視覚的表現について研究していました。
■ EXJでの数週間を振り返っての感想は?
私が日本語学校にいた頃のクラスメートは全員中国人で、大学院のクラスメートの中でも中国人と日本人しかいません。EXJでたくさんの国籍の社員と交流することができ、とても新鮮な体験となりました。今後も頑張りたいと思っております。