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ダイバシティ?ダイバーシティ?Diversity!

ローカライゼーション
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T. Fukushima

こんにちは、出勤前に大好きなカフェオレを注文したはずが、飲んでみたら苦い!普通の珈琲だった残念な福島です。orz

さて、最近?いや、かなり前から、「ダイバシティ」だの「ダイバーシティ」だの、いろんなところで、このワードとぶつかります。人事や、労務関係者でなくても、耳にすることが多いですねぇ。
一昔前だったら、聞いたこともないワードだったのですが、今やダイバーシティの日本語の意味はわからなくても、なんとなく「ダイバーシティ」って言われたらわかるようになりました。

でも、ダイバーシティマネジメントの意味わかってるようでわからんという方のために、念のためwiki先生に聞いてみましょう。


ダイバーシティ・マネジメント(Diversity Management)とは、
個人や集団間に存在するさまざまな違い、すなわち「多様性」を競争優位の源泉として生かすために文化や制度、プログラムプラクティスなどの組織全体を変革しようとするマネージメントアプローチのことである。


小難しい説明ですね。笑

ようは、大阪的に説明すると、「会社の中には、ぎょーさん、いろんな人がおるねん!だから、いろんな価値観を認めたらんかい!ほんで、えーよーになるように、ちゃーっと、ルールとかきめなあかんやん!」てこと。(大阪人は擬音語や擬態語が多いと思われているので、あえて大阪風に説明してみました。)

ということで、何がいいたいのかといいますと、

エクスポート・ジャパンは少数精鋭(こじんまりした)所帯ですが、ダイバーシティマネジメントが必要な会社で、考えてみれば、まさにダイバーシティ企業です。(なんかダイバーシティ企業って書くと、字面的にかっこいい。)ってことです。

・勤務形態 フルタイム、ショートタイム、パートタイム、在宅いろいろ在籍
・国籍 フランス、中国、日本、スペイン
・独身者、既婚者、ワーキングママ、育休ママ

など、いろんな方が一緒にお仕事を遂行しております。中小企業でダイバーシティなんて!って思っている人もいるかもしれませんが、個人的には、中小企業こそ、多様性に柔軟に対応していかないと、なかなか良い人材を確保できない時代になってきたような気がします。

ネットで、ダイバーシティと検索すると経済産業省の「ダイバーシティ100選」なるものが、存在!
平成26年度版の一覧があったのでちょっと覗いてみたら、ずらずらずらーっと、錚々たる顔ぶれがならんでおりました。平成27年度の公募は残念ながら締め切られておりましたが、来年あたり弊社も応募してみたらどうかな?と密かに妄想しております。

そんなこんなで、ダイバーシティ企業内でありそうな会話をご紹介。

先日大阪オフィスにいるフランソワさん(私のわがままを聞いてくれる、頼れるフランス人プログラマー)とのランチの時に、他のスタッフ4人で結婚についての話題になりました。

福島 :「フランスって事実婚おおいよねー!どれくらいの割合なん?」
フランソワさん:「うーん、わからん・・・」
福島 :「 50:50 くらいかなぁ?」
フランソワさん:「うん。それくらいじゃないかな。とにかく、多い!」
みんなで:「えーーー!多いね!日本じゃ考えられない!」

なんて、会話からPACS(パックス)の話になり、日仏の違いを知ることができました。

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(シルバーウィークにフランスに帰国したフランソワさん、
ブルターニュ地方のバターたっぷりのチーズケーキがお土産)

これこそ、ダイバーシティ企業のメリットではないでしょうか?

小難しいことは抜きにして、外国籍の方やハンディキャップの方と一緒に仕事をすることで、今まで知りえなかった(興味がないと知ろうとしない)ことを、知る機会が身近にある。また、そういう環境があることで、双方視野が拡がる。

もちろん、多様性がすすむことで、労務管理や意思の疎通の難しさ、その他の苦労がないとはいいません。
しかし、とかく視野が狭くなりがちな中小企業こそ、ダイバシティーマネジメントをうまく運用することで、デメリットより働く従業員にとってもメリットが多いように感じる、今日この頃です。