2019年の観光庁「地域観光資源の多言語解説整備支援事業」において嵐山エリアの英語解説文制作を担当させていただきました。


協議会窓口を担当くださった、西京区役所地域力推進室様に本事業に関する感想をお伺いしました。

保津川下りの船をこぐ体験をさせてもらっている写真。船をこいでいるのは、弊社のエディターブレンダンです。
Q1:本事業に参画した理由を教えてください。

京都市では、新型コロナウイルス感染症の拡大以前、市内の主要な観光地でのオーバーツーリズムが課題となっており、市内周辺部への継続的な誘客に取り組む必要性がありました。特に整備対象のあるエリアは、外国人観光客にも人気の高い嵐山からも近く、本事業を通して多様な人々に魅力的なスポットを発信し、誘客につなげるとともに、来訪時の満足度向上を図りたいと考え応募しました。

Q2:媒体化例と、解説文納品後~媒体化の簡単な流れを教えてください。

京都市西京区役所のホームページに解説文を掲載しました。解説文納品後、解説文と整備対象の写真を盛り込んだページを作成し、各整備対象の担当者に掲載許可をいただいたうえで、ホームページの公開に至りました。

Q3:本事業に参画する以前、外国語の解説文はどのように作成していましたか?

各整備対象で方法は異なります。外国語の解説文がない場合もありました。

Q4:以前の解説文作成方法と本事業での作成方法を比較して、大きな違いや難しさを感じた点はどのような点でしたか?

外国人の方が興味を持ちやすい視点による解説文の作成、という点が大きな違いでした。既存の日本語での解説文ではあまり触れられていない点が詳細に記述されていることや、寺院の説明では、宗派についても丁寧に説明されている点が外国人旅行者向けだと感じました。また、最終的には整備対象の方に地域確認をしていただきますが、その場合は日本語(直訳)での確認となるため、英語と日本語のニュアンスの違いについて御指摘を受けることも多く、難しさを感じました。

Q5:また本事業を通しての感想について教えてください。

英語ネイティブの方が実際に取材して解説文を作成していただいたので、単なる解説ではなく、より実感のこもった内容に仕上げていただくことが出来ました。また、ライターやエディターの方々の日本の歴史や文化、宗教についての造詣が深く、取材も日本語で行っていただき非常に安心して進めることができました。整備対象ごとに、これだけの専門人材を揃えて解説文を作成することは難しいことからも、本事業を通して解説文を作成していただけて良かったと思います。

Q6:新型コロナウィルスの影響により、新たな解説文が訪日観光客の目に触れる機会はまだあまり多くないかと思いますが、関係者から何か反応はありましたか?

訪日観光客が戻った時の準備として活用していきたいと仰っていただきました。


ご協力ありがとうございました。