先日、経済産業省が主催する「商品情報プラットフォームを活用した新たな流通DXコンテスト」の表彰式が執り行われました。
このコンテストは、サプライチェーンが抱える課題をデジタル技術で解決する優れたアイディアを募集するもので、当社エクスポート・ジャパンは「B分野:流通業への新たな付加価値提供」において優秀賞を受賞いたしました。
■ 受賞の背景:商品情報の「情報バリアフリー」を実現
私たちが提案したのは、「誰にでも届く商品情報基盤 ―流通DXを起点に、消費者へ届ける拡張モデル―」です。
現在、商品情報のデジタル化は進んでいますが、その多くは依然として「文字情報」に依存しています。そのため、視覚障害者や高齢者、日本語を母国語としない訪日外国人の方々にとって、用法・用量やアレルギー情報、安全上の注意といった重要な情報が十分に伝わらないという課題がありました。
当社の提供する「アクセシブルコード(Accessible Code®)」は、商品パッケージの二次元コードを読み取るだけで、端末の設定言語に合わせて音声読み上げや多言語表示 を行います。今回の受賞では、単なるデータの蓄積(持つDX)に留まらず、すべての消費者に情報を正しく届ける(届くDX)という視点が、流通業の新たな付加価値として認められました。
■ 表彰式の様子と今後の展望
表彰式の会場では、受賞企業によるプレゼンテーションやパネルディスカッションも行われ、流通・小売業界の未来を担う熱気あふれる場となりました。
当社はすでにシオノギヘルスケア様やロート製薬様、コクヨ様といった企業の製品にアクセシブルコードを導入いただいています。今回の受賞を糧に、GTIN(国際標準の商品識別コード)を起点とした仕組みをさらに拡張し、「真正な商品情報へすべての消費者が確実にアクセスできる社会基盤」の整備を加速させてまいります。
「情報のバケツリレー」を終わらせ、メーカー、小売、そして何より消費者の三方が豊かになる流通DXの実現に向けて、これからも挑戦を続けていきます。
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