
2025 自主活動休暇|第一子が産まれる前の初陶芸体験!
EXJカルチャー皆さま、こんにちは。経営支援部の山田です。私事で恐縮ですが、6月末から産休に入らせていただくことになりました。そこで、産休・育休中に失効するため、取れるうちに自主活動休暇を取得して、主人と二人で「Circolo 陶芸教室(等々力店)」にて1日陶芸体験コースに参加してきました!
実は、6月は主人と私の誕生月で、二人の誕生日の日付が近いため、毎年どちらかに合わせるのではなく、「間を取って何か特別なことをしよう」というのが、我が家のちょっとした恒例です。今回は、もうすぐ第一子が誕生することもあり、二人でゆっくり遊べるのも今のうちということで、陶芸体験に挑戦することにしました。
当日はたまたま他のお客さんがいなかったため、参加者は私たちふたりだけで、先生が二人もついてくださって、ある意味、贅沢な体験となりました。陶芸は私も主人も完全に初心者でして、電動ろくろに触れるのも、土をこねて形を作るのも初めてだったため、それだけで十分にわくわくしました。
主人はまず、コップと称したとにかくデカいペン立てを作りました。サイズが常識外れだったようで、先生方が目を丸くして笑っていました。(写真の右側にある作品です。)

電動ろくろで形を作るときは、要は自分の指の長さによって深さが決まりますが、主人はわりと高身長なため指もそれなりに長く、結果として巨大ペン立てが出来上がりました。
しかし、その次に作ったお皿は、想像以上に美しい仕上がりで、先生に「天才なのでは?」とまで言われてしまい、本人もまんざらでもない様子でした (笑)。

子どものころ、主人は弟二人とつるんで三人でよく物を壊して遊んでいたそうで、「壊すのがとにかく面白かった」と両親から聞いていたのですが、大人になって逆にものを作る才能を発揮できたとは、不思議なものだなと思いました(笑)。やはり、新しいことに挑戦し続けるべきですね。才能がどこかに隠れているかもしれませんので!
一方、私の作品は、小さなひょうたんっぽい形の花瓶と、お茶碗のような器の2つでした。お茶碗には、自分のお腹のふくらみをなぞるように横にくぼみを入れてみました(当時妊娠32週)。先生がそれに気づいて感動してくださり、なんだかとても心が温かくなりました。(主人にはその比喩がうまく伝わらず、「あれ、なんか変な凹み入ってない?」と首を傾げながら見ていました。うん、間違っていないよ。間違ってないけど…笑)

以前、観光庁多言語解説整備支援事業の取材で金沢を訪れた際、古九谷焼の工房にて専門家のお話を伺いながら工芸に触れる機会がありましたが、やはり自分の手で実際に作ってみるという体験はまったくの別物ですね。頭で理解していた『ものづくり』が感覚として身体に染み込んだような気がします。
実は、主人はあまりクリエイティブ系のアクティビティに興味を示さないタイプで、当日も「楽しめるかな…?」と少し不安でしたが、いざ始めてみると、彼のほうが手先が器用でセンスも良く、本人も「土を触ってると落ち着く」と言って楽しんでくれました。予想外の才能の発見にもなり、やってみて本当に良かったです。
体験の後は自由が丘に立ち寄って、「Pizzeria & Trattoria GONZO」というお店でおいしい窯焼きピッツァを食べたり、イギリス発のクッキー屋「Ben’s Cookies」でおやつを買って帰りました。とても充実した一日体験でしたので、ぜひおすすめです!

