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月間約800 万PV(英語版のみ)を集める訪日観光客向けポータルサイト「japan-guide.com」で、9月29日、富山県全域プロモーション動画を公開しました。

本件は富山県庁 観光・交通・地域振興局からのご依頼で、ジャパンガイドの外国人スタッフが動画制作と、それに伴う旅行記事執筆を担当しました。

今回は、富山県庁で本件を担当した観光・交通・地域振興局の南茂英気様と、ジャパンガイド専属ビデオ・クリエイターのアンドリュー・マーストンに、それぞれの視点から、動画を用いた地域プロモーションについて話していただきました。

富山県インタビュー:インバウンドへの取り組みと課題・ジャパンガイドに期待することとは?

Q1:富山県の国際観光の取組みにおける課題等についてお聞かせください。

南茂:観光に対する魅力度調査等によると、富山県は、地元ならではの食べものがおいしいなどの複数項目で全国上位に位置し、魅力的な観光資源が豊富ですが、富山県内での消費額及び滞在時間が全国平均と比べると少ないという課題が挙げられます。また、立山黒部アルペンルートへの外国人観光客数は昨年、過去最高を記録したところであります。近年、ビザ発給要件の緩和等により、東南アジアからの観光客が大幅に増加していきているほか、全体的にFITの割合が急増しています。海外からの誘客にあたっては、こうしたFITの受入環境整備やそれぞれの国・地域での旅行動向やニーズを捉えた効果的なプロモーション方法の検討が必要です。

Q2:ジャパンガイドを選んだ理由についてお聞かせください。

南茂:富山県では、平均滞在日数が長く、旅行消費額が多いなど地域活性化が期待できる欧米からの誘客を強化したいと考えていました。本県を訪れる欧米からの外国人観光客数は、東アジアや東南アジアからの観光客数と比べ、相対的に少ないため、先ずは欧米市場における本県観光地等の認知度向上が不可欠であると考えています。

今回、ジャパンガイドを選んだ理由としては、①英語圏からアクセスが多く、②利用者の95%以上が訪日目的でサイトを閲覧しているジャパンガイドに富山県の特集動画・旅行記事を掲載することで、欧米、特に英語圏における、本県観光地の認知度向上及び誘客に効果的であると考えたためです。また、サイト内のフォーラムでは会員(登録約95万人)同士の情報交換が可能であり、自ら旅程を掲載して意見を聞くなど、英語圏のFITが訪日のための情報を積極的に収集しているサイトであり、FIT向けの情報発信にも効果的であると考えました。

Q3: 動画というプロモーション手段を選んだ理由についてお聞かせください。

南茂:文章や画像よりも臨場感があり、本県の大自然の景観を楽しむことができ、より閲覧者の印象に残るのではないかと考えました。また、動画に加え外国人の視点での旅行記事を掲載いただくことで、動画を見て富山県を訪れたいと感じた方に、具体的なアクセス等も伝えることができるなど、誘客に効果的であると考えました。

Q4: 今回の動画の仕上がりに関する感想をお聞かせください。

南茂(本県の国際交流員のコメントを含みます):

第一印象について
・アクセス情報がわかりやすかった。

特に気に入ったシーン
・世界遺産五箇山合掌造り集落の雰囲気がとてもよかったです。
・立山の壮大な山岳景観を楽しむことができると感じました。
・動画・旅行記事をご覧の皆様におかれましては、ぜひ富山県へお越しいただき直接ライブでこの素晴らしい景観をお楽しみください!!

Q5: 今回の動画を今後どのように活用していく予定ですか?

南茂:ジャパンガイド内での掲載のほか、観光情報サイト(富山観光ナビ外国語版)へ掲載し本県の魅力を発信するとともに、海外でのプロモーションの際にも活用したいと思っています。また、JNTOの海外事務所のサイトやSNSなど、外国人の閲覧者が多い媒体にも掲載していただけるよう、働きかけていきたいと考えています。

ジャパンガイド専属ビデオ・クリエイター インタビュー:地域プロモーションのための動画制作のポイントと、その効果測定方法とは?

Q1:ジャパンガイドの専属クリエイターとして、動画制作にあたって最も重要視していることは?

アンドリュー:ジャパンガイドはもともとクオリティーにこだわった情報を発信しているサイトです。そのため、私もサイトの持つレベルにふさわしい動画を作るよう心がけました。具体的には、すべてのシーンが正しい情報を発信していること、そしてできる限り美しい映像となるように細心の注意を払いました。また、動画を見た人が旅行計画を立てやすくなるよう、アニメーションやグラフィックを使って情報がよりわかりやすく伝わるよう、また、楽しめるように工夫しました。

Q2:今回の富山県全域プロモーション動画を作るにあたって、もっとも苦労した点は?

アンドリュー:まず今回の動画制作を担当できてとても嬉しかったです。撮影の際も、地元の方々にいろいろと手助けしていただきました。そんな中でも唯一難しかったのは、雨の降る中での撮影です。もちろん、天候はコントロールできるものではないので仕方がないのですが、なにしろ富山県には皆さんに行ってみてほしい場所がたくさんあるので、出来る限り、動画を魅力的なものしたいという想いがありました。雨が降っているときは、屋内の撮影や、カバーを利用して撮影をし、一瞬でも雨が上がれば急いで外に出て行って、少しでも動画に使えるシーンを撮影するようにしました。幸運にも最終的には富山県の魅力を十分に伝えられるだけの素材を集めることができました。

Q3:今回の動画でもっとも工夫したのはどのような点ですか?

アンドリュー:プロとしてのクオリティーが保てるように努力しました。どのシーンもできる限り美しく、アニメーションはわかりやすく、且つ、閲覧者が楽しめるものになるよう工夫しました。特に、冒頭のマップのシーンや、それぞれの日のスケジュールを紹介するアニメーションを作成するのには時間がかかりました。このアニメーションのおかげで閲覧者が正しく内容を理解し、同様のプランを自ら実践できるのであれば、十分時間をかける価値はあったのではないかと思います。

Q4:気に入っているのはどのシーンですか?

アンドリュー: 室堂のシーンは特に気に入っています。個人的にも実際に行ってみて感動しましたし、動画をみている人にもそう感じてもらえるのではないでしょうか。特にドローンを使った空撮も良かったと思います。

Q5:最近、海外に向けて日本をプロモーションする動画が多く作られていますが、それらの動画制作にあたって大切にしなければならないことは何だと思いますか?

アンドリュー:海外の人たちを日本へ誘致することをゴールとするならば、動画制作にあたって大事なことは2つあると思います。まず一つ目には、動画を見ている人たちを実際に日本に行きたいと思わせられる内容であることです。美しいシーンを取り入れ、閲覧者が楽しめる動画を作らなければなりません。2つ目に、閲覧者がトラブルなく、きちんと旅行を楽しめるよう、旅行に役立つ情報を取り入れることです。そのためには、アニメーションやグラフィックを使うのがよい手段だと思います。最近はホーム・ムービーや、vlogスタイルの動画がとても多いですね。もちろん、中には前述の2つの要素を満たしているものもありますが、こういった動画の閲覧者はユーチューバーのファンであるという理由で見ているケースが多いのです。だとすれば、日本をプロモーションするのには効果的とはいえません。動画内のいくつかの地名は覚えてくれるかもしれませんが、実際に行ってみようという気までは起こしてくれないのです。自分たちと同じようにユーチューバーの作った動画をもっとみたいという思いはあるかもしれませんが。

Q6:動画の効果測定方法はどのようにすべきでしょうか?

アンドリュー:動画を評価するときに「再生回数」を指標にしている人が多くいるのではないかと思いますが、個人的にはこれは間違いだと考えています。もちろん、再生回数が多いのは悪いことではないのですが、重要なのは、「動画を見てほしい人に見られているかどうか」ではないでしょうか。私たちのケースで言えば、「日本へ実際に旅行をしたいと思っている人」になります。もし、100万回動画が再生されていようとも、その動画を見た人たちが、日本への旅行に無関心であれば意味がありません。反対に、再生回数が少なくても、「日本への旅行を計画している人」に見られているのならば、これは成功といえます。動画再生回数以外に指標を設けるのであれば、「Like」と「Unlike」の割合(10:1の割合ならば良いケース)や、動画が視聴者の注目をどの程度維持できたかを示す「視聴者維持率」で、これは60%なら平均以上と言えます。そして、閲覧者からのコメントの内容もひとつの指標になると思います。

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