GoogleAdWordsや百度でのSEM(リスティング広告)代行サービスを弊社ではご提供をしておりますが、海外向けSEMを行うにあたって、とても重要であるにもかかわらず、一般的に(おそらく)あまり意識をされていないことがあります。簡単にご説明をしましょう。
中国大連にあるメーカー勤務の張さん(仮名・35歳)。取引先候補(出来れば日本)を百度で検索中のようです。
張さん「お、この広告、なんか良さそうだ!クリックしてみよう」
クリック!
5秒経過・・・・・
10秒経過・・・・・
15秒経過・・・・・
・・・・・(表示が遅い)
張さん「あーーー!!!イライラする!もう、画面閉じる!」
・・・と、こうなってもクリック数はしっかりカウントされ、広告費は発生してしまうということです。
海外の通信インフラは、日本のように整っておらず、海外向けSEMを行っているサイトのサーバーが日本にある場合、現地からのアクセスが快適という保障はありません。また、中国に関しては情報検閲がなされている関係上、現地から日本サーバーへのアクセスは遅くなっています。
基本的なことですが、海外向けリスティング広告は、「企業ブランディング」や「海外からの引き合い増加」が主な目的です。ユーザーがサイトを閉じてしまっては意味がありません。
しかも、閉じているにもかかわらず、しっかり課金されているというのは、本当にもったいない話です。
海外向けリスティング広告を考える場合、是非、「その外国語サイトがターゲットとしている国の通信インフラ状況はどうか?現地でのサイト表示チェックは行えるか?」を考慮してみてください。
なお、中国主要5都市からのアクセススピードは、弊社中国支社で管理運営している無料ツールより簡単にお試しいただけます。
ビックリする数値(遅くて)が出ることもありますので、心を落ち着けてからお試しください。