フランスと日本は長い間、良好な関係を続けております。2008年の日仏交流150周年に際しましては、1年を通じてフランス各地にて758件もの記念行事が実施され、日仏間の交流がこれまで以上に活発となりました。シラク元大統領が日本に憧れていましたので、それがフランス人に影響があったでしょうか。
この機会に、フランスの企業は新たな日本産業界を発見することが出来ました。今でも、フランスは日本企業にあまり知識がございませんが、もしもっと情報が有ったらきっと貿易が増えるのではないかと考えております。
日本はアジア中でも世界中でも例外的な国とフランス人が思っております。「伝統と近代の間に日本が立ってます」と、よくマスメディアで流れてます。「フランスでは、日本の何に興味を持たれているのか?」という疑問に、私が答えましょう。
テレビ
最近、日本についてフランスで一番知られてるものは、アニメや漫画です。1972年、フランステレビに初めて日本のアニメが現れました。手塚治の「ジャングル大帝」がフランス語で「Le Roi Leo」になりました。それからはアニメや漫画が子供に人気になっています。現在の30代フランス人の中には、ゲームやアニメや漫画などに興味を持つ人が多いのです。現在、日本語はフランスで2番目に最も翻訳されている言語となっています。(一番目は英語です)
これから漫画やアニメのマーケットがますます大きくなり、他の文化的な製作作品もフランステレビに売れる可能性が大きくなるかも知れません。日本のドラマやお笑い番組も、アメリカの番組がすでにそうなっているように、フランスのテレビに出てきても何もおかしくないと思います。既にヨーロッパで大勢の若者は、インターネットで日本のドラマを見ています。
- ドラマ
- お笑い番組
フランス語バージョンのグーグルで日本ドラマの検索すると、約28,100,000件が表示されます。
音楽
テレビアニメの影響で、日本の音楽はフランスでますます流行ってます。
JPOPとJROCKとビジュアル系は、フランスだけでなく、ヨーロッパ中で凄く人気だと思います。
日本食
世界中で起きた和食ブームは、無論フランスにも影響があり、パリの和食レストランは数年で倍に増えました。健康に良い料理を、美味しい料理が大好きなフランス人がよく食べます。
日本料理の本もまた、数年で凄く多くなりました。寿司レストランとフランス風の焼き鳥(チーズ焼き鳥など)が一番多く見かけます。しかし、おにぎりはなかなか見つかりません。レストランでもスーパーでもおにぎりはありません。
さらに丼ものは、レストランであまり見つけられません。吉野屋と松屋みたいな店は、必ず成功します。
フランスにそのまま輸出できる食べ物とレストラン:
- 吉野屋
- 松屋
- おにぎり
- 卵やき
- 焼き鳥
- 丼
- 唐揚げ
- 弁当
- その他
これはただの例ですが、それ以外にも輸出出来る物はたくさんあるので、少々調査すれば売れる可能性はすぐに分かると思います。
流行,モード
クールジャパンの文化が流行っていて、日本のライフスタイルを含めて、外国では凄い人気です。フランスでは大勢の男の子が日本ブランドを来ています。そのブランドは:
- ア・ベイシング・エイプ
- エヴィスジーンズ
残念ながら上のブランドは人気で価格が高いため、偽物が多く出回っています。しかしながらフランスのお客さんは上等な服を探してるので、本物を手に入れられるようになれば、贋物を買わなくなるでしょう。
販売,百円ショップ
フランスで一番強いスーパーマーケット会社は、有名なカルフールです。ディスカウントマーケットは少しはありますが多くはありません。特に、フランスでは100円ショップが有りません(と言いたいですけれども家族経営のような1ユーロショップが少しだけ有ります。しかしほとんど知られていません。私は中学生の頃に、イギリスで1ポンドショップを見て以来、フランスに同じような店ができればいいのに、とずっと思って生きてきました)。それもまた日本産業に取っていいチャンスではないかと思われます。
- ダイソー
- can do
- セリア
- Shop99
次回は、「日本メーカーのためのフランス機会検討」を紹介します。