温暖で、風光明媚なリゾート地。
ビーチにはトップレス姿の女性も。
これが僕が持っていたガイドブックに載っていた、
イギリス南部の街 ブライトンの紹介でした。
20歳の時に語学留学で訪れた思い出の地ですが、
いざ現地で過ごし始めると、ガイドブックに書かれていた
ニース的な一面は本当に街の一要素をかいつまんだだけで
非常に多面的な魅力を持つ街だということに
すぐ気付かされました。
- 確かに高級なブランド店や別荘がある
- しかしリーズナブルなショッピングセンターもある
- 歴史的建造物や史跡がたくさんある。文豪も多くいた
- 自分のような語学学校に通う若者が世界各国から集っている
- ちょっと足を延ばすと自然に触れられる場所がある
- ビーチスポーツも盛んと思われる
- たまにインド系中年女性があられもない姿で寝そべる姿が見れる
- クラブが多く、ナイトライフが充実している
- フロリダのごとく同性愛者が集まり、町中で彼ら/彼女らを見かける
- 実際、語学学校に通う生徒にも、そのような人がたくさんいる
- オリエンタルレストランに、「きゅうりの天ぷら」がある ※日本人の口にあわない
などなど、、、。
さて、前置きが長くなりましたが、
今回紹介したいのはそのブライトン市の多言語観光サイトです。
欧州各国からの学生に向けコンテンツが充実させている他、
youtube利用の動画掲載、podcast、blog、twitter等々、
見るべき個所が多いサイトです。
その中に「Your Brighton」という、
訪問者の趣向に合わせたおススメガイドのコンテンツがあります。
- Family 家族向け
- Budget 予算に合わせて
- Luxury 豪華に
- Green エコに
- Gay ゲイ・レズビアンの方
- Heritage 文化遺産
- Literary 文豪を訪ねる
- Cultural アート・カルチャー
- Celebrations 式典・結婚式したい方
とメニューが並んでいて、
自分の目的に合わせて 選べます。
つまり、ブライトン市は
自分たちが持つ観光コンテンツと
訪問者の属性をしっかりと把握できており、
それぞれのターゲットに向けに整理して発信できている
ということです。
(少なくとも公式ウェブのサイトマップを見る限りにおいて)
オフィシャルサイトで堂々と
ゲイ・レズビアン向けコンテンツを準備しているのは
欧米ならでは思えます。
(マイノリティを応援するのはブライトンのポリシーでもありますが)
*
その土地を訪問して
「ガイドブックと全然違うじゃないか!」
と驚きを得る喜びは、本当に惹きつけられるものです。
しかし、情報の整理不足、発信力不足から
訪問してもらえる可能性を逃してしまっていたら
本当にmottainaiことです。
*
Q:Your Brightonには、他にどのようなプランが考えられるでしょうか?
(○○好きの人向け、リピーター向けの知る人ぞ知る、他)
Q:皆さんがお住まい/故郷の町は、どのような魅力があると思いますか?
Q:それはどんな人に喜んでもらえそうな魅力ですか?
Q:それを十分、国内にも海外にもアピールできていると思いますか?