最近中国で反日デモがありましたが、変わらず大人気なのは「朝日君」です。
朝日新聞は去年の東日本大震災後から、中国TOP2のWeibo(SinaとTencent)でアカウントを開設し、ツイートを始めました。今現在フォロー人数はSinaで16万人、Tencent で73万人になっています。

朝日新聞のステータス欄は「中国人に日本のことをもっとわかってもらう、中国人に中国のことをもっとわかってもらう。中国と日本を仲良くさせる」になっていますが、中国人フォロワーは、このアカウントに対して、堅苦しいオフィシャルメディアのイメージより、人間味があふれているように感じています。情報発信だけではなく、読者のコメントや質問なども積極的に答えています。そのため、「朝日君、萌え萌え~」というコメントをたっぷりもらっています。

他のメディアと異なり、朝日君はニュースを掲載するほか、毎日「おやすみ~」というあいさつもしっかりしています。そのおまけとして、毎回、手書きの写真もついています。最初は日本のことわざを紹介していましたが、最近、多くのみんなに注目を集める「本日の漢字」を始めました。毎晩、一つのキーワードで当日の事件をまとめるという形ですが、いつもキーワードが意味深で当日のニュースを読んでない方はパッと見ただけでは殆どわかりません。その時、皆のコメントから答えを探さないといけません。

例えば、10月15日の「おやすみ」つぶやきに「新闻联播」という手書き文字がありました。よく見ると、「播」の書き方はおかしかったのです。
それは絶対何か理由があると思い、皆のコメントの中から答えを探してみました。
それによると、中国中央テレビ「新闻联播」という番組が、34年間毎日30分番組として放送されてきましたが、10月15日の番組では11分放送時間が延長されました。そのため、「播」の左に余分な「11」が加えられた、ということでした。

※ 朝日君の情報補足:
朝日新聞のWeiboは、朝日新聞の中国語雑誌『新鮮日本』の編集グループが運営しています。日本人編集者3人、中国人編集者4~5人、皆は日本と中国で留学や業務経験を持つ方です。
明かされてしまった朝日君の正体が、みんなに好かれている萌えおじさんではないという事実は、中国のフォロワー達にとって寂しいことだそうです。