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有資格ガイドは仕事なしの「不思議な」旧正月?悪質な訪日ツアーの調査・取り締まり求める―観光庁検討会(レコードチャイナ)
中国でも、もちろんガイドに資格があり、国内ガイド、国際ガイドと試験を受けなければいけません。
上記ニュースは中国も含むアジアから日本へのツアーで
ガイドが旅行客を楽しませるために機能していないという内容です。
スペインなど他の観光地でも中国の無資格ガイドは暗躍しているため、
取り締まりに力を入れましょう!という話になっているようです。
しかし一方で、難関試験を突破して有資格ガイドになる人も着実に増加しているそうです。
張家界で偶然出会ったカクさんも有資格ガイドの一人。

彼は中国内ガイド資格、海外ガイド資格の両方を持つ
カクさん御一行は、従兄弟たちの旅行も兼ねつつ、
カクさんの部下を鍛えるために張家界に来ていたそうで、
「今日は勉強なので」と、
カクさん直々に、あるいは弟子のさわやか青年が無料でガイドをしてくれました。

「これからもっと勉強してカクさんのようなガイドになりたい。」
御蔭様で、諸所の解説(中国語と英語で説明してくれる)は聞けるし、
地元のおいしい食事に安くありつくことができました。
(ガイドを通じて食事すると数十~半額割引になったりします。
ちなみに中国内において有資格ガイドは
交通機関や観光地入場料なども無料になるそうです)
以前に「中国の食器は消毒済み@中国湖南省長沙市」で書いたように
中国では食事の時に、一人につき食器ワンセットが配られますが、
カクさんはさらにもうワンセットをささっと調達して、僕に渡してくれました。
茶碗一つでスープも飯も食べる、というのは中国の習慣だから
外国人は慣れていないだろう、と知っているのですね。
中国人は客に対してすごく気遣ってくれるというのは僕の印象ですが、
さらにこうした配慮を見せるのは、さすが国際ガイド。
各国の言葉だけでなく文化にも興味を持っていて、
「また京都に行ってガイドしたい」と語るカクさん。
彼らのような情熱と勤勉さを持つ若者が、
中国内にはたっくさんいるんでしょうね。
ちなみに彼は24歳とのこと。頭が下がります。
※おまけ
本人許可済み 中国支社 劉さんサービスショット

同い歳の劉さんはカクさんに刺激を受けた模様。 「私ももっと頑張る!」と新たな決意!

良いポーズ。

「皆さん、中国支社に来てくださいね~」
ずっと紹介し続けている張家界ですが、これで締めくくる予定です。
袁家界というこれまたすごい眺望の場所に向かうため入場。

チケット売場で渡されたICカードを入場口に通した後、指紋(!)をピピッと登録します。こんなところに指紋認証技術。世界遺産には世界中から来客があるので、絶好のアピール機会ですね。抵抗ある人も多そうですけれど。

バスに乗り、ポイントまで移動します。写真は短距離移動バス内の風景です。バスの中ではなぜか「火事に注意しよう!いざという時は建物からこう逃げよう」の啓蒙アニメが放映。

山の左に展望エレベーターが見えるでしょうか。約2分で326メートル上ります。ちなみに写真は撮れませんでしたが、エレベーターガールは美人揃い。自慢の「ミス・エレベーター」達だそうです。

袁家界のパノラマのほんの一部。自然遺産は、絵で凄味を伝えるのが難しいです。是非、体感してください。

道途中の休憩所。 ここは一見変わった見た目なのですが、白い部分をよく見るとハングルの名刺がたくさん貼りつけられているのです!

中韓友好亭という名前でしょうか。だからハングルの名刺が多かったんですね。
さて、ここで疑問です。
「張家界になぜ韓国の観光客が多いのか。」
ホテルのインフォメーションも、ホテル傍の商店でもハングルが見られます。
そこには、韓国人の心を捉えた親不孝、いや「親孝行プロモーション」があるそうです。
私自身がそのCMを見たわけではないのですが、
そのプロモーションの内容は
「両親に、中国の世界遺産、張家界の旅行をプレゼントして、親孝行しよう。
それをしない人は、親不孝者だ!」
という筋だそう。
儒教文化が根付く韓国においては
これがぐぐっと突き刺さったんでしょうね。
じゃあプレゼントしたい!親を行かせてあげたい!とニーズが生まれた時に大切なのは、
ちゃんとニーズの受け皿があること。
ソウル~張家界間には直行便があり、ツアーも多く組まれているようです。
また、張家界の空港は地方空港ながら結構な豪華な造りになっているそうで、
ソウルから到着した観光客が、
「嗚呼!やって来たんだ!」とまず感嘆する場所となっているそうです。
まして私もここで書いているように、自然遺産は言語不要の感動を与えてくれます。
おそらく訪問したご両親も満足されることだろうと思います。
「愛する息子よ、娘よ、カムサハムニダ」となれば、
あとはご近所でも「こないだウチの息子が旅行をプレゼントしてくれて・・・」と
噂が広まっていくことでしょう。
旅行プレゼントしないと親不孝旋風に巻き込んでしまう、
なかなかの切れ味のプロモーションだと思いました。
※もう少しリサーチしてみたら、
韓国のドラマ内で張家界が紹介されていて人気に火がついたそうですね。
さて、旅(おっと、出張です)の続きに戻ります。

順路をずんずん進んでいくと、突然びっちり柵にくくりつけられた南京錠たちと出会います。

カップルの名前が彫られていたりします。中国支社代表いわく、「これだけの数の怨念がここにあるのですね」。

至るところに写真屋さんがいて、その場で撮影・加工・印刷をしてくれます。この写真のような特殊効果だってお手の物です。。。

帰りはロープウェーで!

ロープウェー内ではようやく! 日本語の説明も聞くことができます。 (中国語、日本語、英語、韓国語対応)
すごい場所でした。

まだ張家界のコネタがたくさん残っているので、
折を見て掲載していきます。
先日の「映画アバター世界のモデルとなった中国世界遺産」の続き。
同じ張家界にあるアジア最大の鍾乳洞「黄龍洞」に行きました。
中国はオフィスビルも、健康ランド的公衆浴場も、遺跡も、自然も何でも規模が大きい!

一見、牧歌的な雰囲気ですが、洞窟に向かう道は舗装されており、スムーズに歩くことができます。

足踏み水車にチャレンジする観光客と民族衣装の女性たち。湖南省は少数民族(土家族、苗族、白族、トン族など)もおり、彼らの独自文化も湖南省の観光資源の一つとなっています。

再現された少数民族の家

家の玄関。土色の家とカラフルな洗濯物のコントラスト

大量の水車、、水車の動きに合わせて建物の模型が回転したりします。
水車は大量に設置されていて、洞窟に到達するまでの道のりはそれなりに楽しく歩けます。
しかし、原風景や昔の暮らしを見せるための開発、というのは
「やりすぎ感」を出さないようにするバランス感覚が大切だなと感じます。

到着!黄龍洞の入口です。
一定時間ごとにゲートが開き、民族衣装を着た若い女性ガイドが案内してくれます。
中は薄暗いので、私の撮影技術ではこれまたロクな写真は撮れませんでしたが、
一部だけ紹介しますと、、、

ライトアップがちょっと不気味です。色選択のセンスは日本人と合わない部分があるかも知れませんが、何億年もかけて出来た鍾乳洞の壮大さは筆舌に尽くしがたいものがあります。



もう何がなんだか・・・
沙羅曼蛇のステージを彷彿とさせる奇妙さです。
エンプレスのチュミミ~ンのようにも見えます。
中には1億円の保険が掛けられている岩もあるそうです。
途中、ディズニーシーのシンドバットもしくは海底2万マイルよろしく、
船に乗りかえて洞窟内を進んで行ったり、
少数民族の歌「山歌」を観客を巻き込んで歌ったり。
壮大で盛りだくさんで大変面白く奇妙な冒険でした。
※山歌:山に住む彼らは歌をコミュニケーションの手段として使っていた。
この黄龍洞は最大級のものですが、
張家界地域では、カルスト地形などの石灰で出来た地形もあり、
洞窟は現在40ほど確認されているとのことです。

仕事を終えた小姐たち。おつかれさま!
※おまけ

入口では意味ありげな猿の像が設置されているところでした。これは環境破壊・資源浪費を止めないと、人間が滅びてしまうよ、という皮肉のメッセージが込められた像なのだそう。
日本でも中国の環境破壊が取り沙汰されていますが、
当然中国内でも環境を守ろうという声掛けは行われており、
いろんなところで環境を守ろうというポスターを見かけました。
ちなみに張家界は都会の2,000倍(!)空気が綺麗だそうです。
続く
映画アバターはご覧になられましたか?
欧米ではあまりのアバター世界の美しさから、現実社会とのギャップに絶望し、うつ病になる人が続出しているそうで・・・
それほどの美しいアバター世界のモデルになっているのが、湖南省 張家界市は武陵源地区の巨石群。
ここは世界自然遺産に指定されている超スケールの場所で、山水画のような風景で有名な桂林と並べられ、「男性美の張家界、女性美の桂林」とも表現されています。
中国出張にて、張家界を訪問してきましたので、少し紹介させていただきます。

武陵源の入口。(浮かれた写真で申し訳ありません)市街からここに到着して入場すると、それぞれの景勝地行きのバスに乗り換えます。

張家界国家森林公園に入場。 この地域は非常に広大で面積は264平方キロメートル、 3000の山と800本の渓流がスペクタクルな光景を生み出しています。 ここでは同地域の他の見どころにも入場できる2日間のチケットを購入。

解説の案内板には中国語、英語と並んでハングルが併記されていることが多いです。

道は綺麗に整備されていて歩きやすく、またゴミ箱も多く設置され非常に清潔。さすが世界遺産、こうでなくては。ゴミだらけだと興ざめですからね。
その一方で、、、

有名企業のロゴにインスパイアされたと見られる猪口才なカバンが売られているのはご愛嬌(?)です。著作権・商標権などはまだまだこれからの大きな課題ですね。

母と子が話すように見える岩。他にも、埋められた母親を救うために山を掘った息子の話や、命令を待つ将軍達の話などなど、岩ごとにいろんな伝説があり、それも楽しみの一つです。
そんな伝説信じない!という方でも、
ここの風景は十分に楽しめるものだと思います。

歩くのがツライ方はカゴに乗せてもらいましょう。
余談ですが、この男性の耳元をアップすると、、、

耳あてがサッカーボール柄

屋台の女性の耳あてもサッカーボール柄
彼らがファンかどうかは定かではありませんが、中国では欧州リーグが人気。
テレビをつけるとよく中継があります。ちなみに、中国オフィスにいた黄さんが運営するサッカーサイトは会員を何万人も抱え、人気を博しているそうです。

野生の猿もたくさん出没します。餌を奪われないように注意。

長寿泉

龍と長寿の象徴である亀から流れ出る水。一口飲めば99才まで生きられる。 二口飲めば病気にかからなくなる。 (そして三口飲めば下痢をする。) 一種の超聖水ですね。

私の撮影技術ではパノラマ感がでませんが、どれだけ歩いても、壮大・荘厳な光景が視界の限り拡がります。
※
最近、ある山を映画に登場する「ハレルヤ・マウンテン」にちなんで「アバター・ハレルヤ山」と呼称変更する、と当局が発表したそうですが、ささっとハリウッドにあやかるフットワークの軽妙さと言いますか、、、是非はともかく、論議を巻き起こして名前を知らしめる話題作りにはなっていますね。実は呼称変更企画の陰には、有名な仕掛け人がいるそうです。
※
張家界の紹介はまだ続きます。その他の場所の紹介と、なぜ韓国人誘致に成功したのか、について触れていきたいと思います。
大きなビジネスや事件の話は国境を越えて伝わりますが、
日常生活の細かな部分の違いは実際に現地で体感しないと分からないことがゴマンとあります。
ということで、先日の中国出張で拾った細かな話題をポストしていきたいと思います。

中国でレストランに入ると、高級店であれ安い食堂であれ
このようにパッキングされた食器が出てきます。
セットの中身は
・ご飯/スープ用のお椀
・お茶用湯のみ
・平丸皿
・コップ
・レンゲ
といったところ。
衛生の点から、このような消毒済み食器の利用が推薦されていて、
数元の費用が利用者から徴収されます。
※利用を拒否することもできるようですが、僕の見た限りではほぼ全ての人がこれをそのまま使っていました。
なかなかダイナミックなシステムがあるんだな、と素直に驚いていましたが
競争が激化していて、ちゃんと消毒していない裏ルートで格安食器を出している
業者もいるとのこと。
パッキング解いてみたら皿にホコリが乗っかっていることもありましたが、、、
これが正規なのか裏ルートなのか判断つきません。(おそらく正規)
莫大に利用される食器供給には、ビジネスチャンスがありそうだ、と
安易に思うのですが、そうした表裏の実情を把握し、
日本式の高付加価値付けが需要あるのか、
通用する価格にできるのか、供給ルートの人脈は掴めそうかなどなど
徹底したリサーチとルート開拓の目星作りなど、
事前準備への大きな投資こそが、最大のリスク回避になるのだなと感じます。
前述のほこりについては
次々湖南料理の美味さの前では、それも文化!と気になりません(でした、僕は)。
トルコも食事中によく蜂が飛んできましたし、
劇薬さえ摂取せずに済めば虫でも埃でもどんと来いです。
しかし、日本で同じことがあったら「この店、マジか、、」と怒りがこみ上げそうです、
なんなんでしょうかこの小者ぶり。(但し餃子の王将はOKです)