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‘中国ウェブビジネス’カテゴリーのアーカイブ

中国ウェブ運用は「下の対策」をまずチェック

Ryo Takeuchi
2010年 2月 22日

すでに中国向けのウェブマーケティングに携わっている方々には既知の話ですが。

昨年末から、中国国内での違法コンテンツ取締り強化と共に
CNドメインの取得や中国でのサイト公開に必要なICPライセンス取得が厳しくなっています。

昨年末には複数の省でサーバーのほとんどが表示停止になるような事態も発生しました。

これらの流れを受けて、中国企業が.comドメインを取得したり、
ホスティングサーバーを香港へ移管する動きが生まれています。

参考: .cnの末日に.comはノアの方舟?.CNドメイン:個人名義の申請停止

「上に政策あれば、下に対策あり」と、
中国国内のユーザーの動きを見れば厳しい中にもリスク回避方法が見えてきます。
(↑何でも香港サーバーがベスト、という意味ではありません)

中国サーバー事情をはじめ、
中国のウェブマーケティング事情は随時、中国支社が「china-webby」上で
情報更新しておりますので関心のある方はぜひこちらも随時チェックください。

※また、すでに中国語ウェブサイトへの集客についても
アクセススピードやデザイン、翻訳の表現等から総合的にサイト診断と改善提案、
リスティング広告だけではないアクセス獲得の提案を行っておりますのでお気軽にご相談ください。


インターネット検閲は中国のみにあらず

exj
2010年 1月 27日

Googleの中国からの撤退検討発表を受けて、中国政府によるインターネット検閲が取りざたされていますが、インターネット検閲をしている国は、実は中国だけではありません。

以下の図は、インターネットの「ブラックホール」と呼ばれているものです。

from_china_to_the_uk_net_censorship_worldwide

出典:TechMagNews.com

黒い色の国がインターネット検閲を行っていると言われている国です。

また、2009年03月16日には、国境なき記者団が、「インターネットの敵」として、インターネット検閲を行い、言論の自由を脅かしている国などを発表しました。

ネットの敵として挙げられたのは、ミャンマー、中国、キューバ、エジプト、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ウズ ベキスタン、ベトナムの12カ国。いずれも「国民が『望ましくない』オンライン情報にアクセスするのを防ぐため、インターネットをイントラネットに変えて いる」とRSFは批判している。「これら国家は、オンラインのニュースや情報を検閲する能力ばかりでなく、問題のあるインターネットユーザーを事実上組織的に迫害していることにおいても際立っている」 出典:ITmedia

しかし、こういった各国のインターネット検閲状況を「可視化」し、かつ「リアルタイム」で分かるようにした取り組みがあります。

2009年2月25日にハーバード大学教授の法学者Jonathan Zittrain氏が発表した、世界各国から特定サイト(誰でも任意のサイトを登録可能)へのアクセス状況をサイト上のボランティアユーザーがどんどんレポートする「Herdict Web」というサービスです。

ジットレイン氏が同Webサイトを考案したきっかけは、2002年に中国やサウジアラビアなどで行われたインターネット検閲に関する調査をしているときだったという。

「インターネットは、一元管理できないネットワーク網だ。そのため、どのサイトがダウンしているかを追跡する方法がなかった。様々な理由でサイトはオフラ インになる。それはISP(インターネット・サービス・プロバイダー)での一時的なネットワーク障害かもしれないし、Webサイト自身のトラブルによるも のかもしれない。あるいは行政による検閲のため、ダウンしているように見える場合さえある」(ジットレイン氏)出典: IDG Japan

私も試してみました。

トップページはこんな↓感じです。GoogleMapがマッシュアップされ、現在、どのサイトがどの国でアクセスできないかが、一目瞭然です。

herdictweb

自社サイトの「export-japan.com」を「Herdict Web」に登録してみました。「export-japan.com」は、日本製品の情報に特化して、海外販路開拓の為に英語で情報発信を行うビジネスポータルサイト(日本製品の国際展示サイト)で、サイトを通じて世界各国の企業から、サイトに掲載されている日本企業に引き合いが寄せられています。

弊社ログによると、サイトへのアクセスは世界160カ国以上からあるのですが、登録した結果、早速、ホンジュラスのどなたかから「アクセスできるよ!」というレポートがつきました。(上の囲みがホンジュラスからで、下の囲みは私の確認です)

herdictweb2

以下のように、世界中の誰もが様々なサイトへのアクセス状況を確認することができます。たまに、こういう風↓に文字化けしていることが分かったり…。(サイトの文字コードが日本に合っていないのでしょうか)

herdictweb4

レポート時は、「家/学校/図書館/ネットカフェ」などのロケーションが選択できたり、「自分は、なぜこのサイトにアクセスできないと思うか?」をプルダウンメニューで選べたり、「そもそも、このサイトが使いやすいか?」などもメニューで選べます。選択肢が多く、回答する時間がない時は、単に、「アクセス可能かどうか」をチェックするだけでも大丈夫です。

下記は、レポートがあがっている国のリスト(一部)です。

herdictweb3

赤字が「アクセス不可」、緑字が「アクセス可」です。トップは、中国で、それにアメリカ、サウジアラビアが続きます。

注意しないといけないのは、上記はその国がインターネット検閲を行っていることを示すデータではなく、あくまでユーザーがアクセスできるかどうかを試した結果ということです。上述したように、一時的な回線トラブルである可能性もあります。また、ユーザーはボランティアで回答しているので、100%信頼できるデータとも言い切れません。

しかし、私が面白いと思ったのは、以下のような社会的な取り組みも、このサービスでは行えるということです。

What’s Inaccessible in Iran?

If you’re paying attention to the news (or even if you aren’t), it would be hard to miss what’s happening in Iran.  As the press is stifled and Web sites are blocked, activists turn to Twitter to ensure their voices will be heard.  We’ve been noticing many reports from the Iranian Twittersphere on Web sites that are blocked and we want you to know that Herdict can help keep track.

To view sites currently reported inaccessible (and accessible) in Iran, view our detailed country page.  And as always, to report a site, visit the Herdict Reporter or download one of our browser add-ons.

ざっくり訳すと、「イランではいろんなサイトが見れない状況で、しかも、その情報が錯綜しているが、イランで見ることが出来ないサイトが、あなたの国ではどういう状況か、よければチェックしてみてください」ということです。

まだ、「Herdict Web」の取り組みは始まったばかりで、実際に、イランプロジェクトに参加しているユーザーは多くなさそうですが、有意義で社会貢献度の高い活動ではないかと思います。

最後に、弊社中国支社にて管理運営している中国ウェブマーケティング情報ポータルサイト「CHINA-webby」の無料サービスをご紹介します。

任意のURLを入力するだけで、中国の主要都市から、そのサイトへのアクセス速度を測定できます。自社中国語サイトが、中国のインターネット検閲の影響をどの程度受けているか知りたい方は、是非お試しください。(※アクセス速度が遅い、もしくは測定できない場合、他の要因も考えられますので、1週間程度、時間帯を変えてチェックすることをお勧めします)

「中国アクセススピード測定サービス」


海外向けウェブサイトのセミナー

kt
2010年 1月 21日

昨日、京都駅前で開かれた株式会社のぞみさん主催のセミナーで「作るべき!?海外向けWebサイト」のテーマで講演をさせて頂きました。

ご参加頂いた皆様、どうも有難うございました。また、名刺交換などさせて頂いた方々も同じような問題意識を共有されている方が多いように思えて、とても貴重な時間に思えました。

当日、お話させて頂いた内容の概略は以下になります。

    外国語ウェブサイトを制作する目的

    海外のインターネット事情

  1. 世界のインターネットユーザー
  2. 利用言語
  3. ブロードバンド普及率
  4. 光ファイバー普及率
  5. 中国のグレートファイアーウォール
  6. 世界の検索エンジンシェア
  7. 外国語ウェブサイト制作時のポイント

  8. 文字コードの違いを知る
  9. 翻訳のクオリティコントロール
  10. コンテンツのローカリゼーション
  11. インターフェースのローカリゼーション
  12. 海外向けの検索エンジン対策(グローバルSEO)

  13. 英語で検索時に入力されるワード数
  14. Googleのアルゴリズム
  15. 百度の特徴
  16. その他役に立つ豆知識

  17. 多言語対応のTool
  18. 自社のホームページをつくらず情報発信する方法
  19. 外国人アンケートの調査結果

そして、結論として最も言いたかった事は、
「海外向けの情報発信を行うことによって、世界での自社のポジショニングを理解する事が出来るので、そこから今後の長期的な経営戦略を考えられる」
という事でした。

これからの国境なき経済の中で、長期に渡って繁栄していく為の合言葉

あなたの会社が世界で一番得意な事は何ですか?
世界であなたの会社しか出来ない役割を果たしていますか?


中国ウェブマーケティング情報発信サイト「CHINA-webby」の人気ページランキングTOP5

exj
2009年 12月 10日

弊社中国支社が運営する中国ウェブマーケティング情報発信サイト「CHINA-webby」をご存じでしょうか?

「CHINA-webby」では、現地リサーチ・弊社中国人スタッフによるウェブ関連最新事情執筆により、中国語ウェブサイト制作、中国語SEO・SEMのノウハウや最新情報(中国最大手検索エンジン「百度」対策等)、中国独自のウェブ環境や法規制等の情報を発信し続けています。

Yahoo!やGoogleなどSEOに強いサイトのため、様々なキーワードで日本や中国の各都市等からご訪問いただいているようなのですが、今日は、その中の人気ページをご紹介します。(PVは、2009/12/10 10:43現在)

1位 Great Firewall of China(一) 2,924PV

中国のネット検閲システムに関する解説ページです。日本でも有名になりつつある同検閲システムですが、中国国内から実情をリサーチしてレポートしています。最新情報は常に更新しておりますので、中国語サイトを運営されていらっしゃる企業様は是非ご確認ください。

2位 ICPライセンス(一) 2,730PV

中国政府による中国サイト管理制度です。中国にサーバーを設置する場合、たとえ個人サイトであろうと、「ICP登録」をしていないとサイトを公開できません。現在、制度が強化されつつあるので、中国語サイトを中国国内でホスティングされている企業様はご注意ください。こちらも最新情報は常にサイト上でアップデートされております。

3位 簡体字と繁体字について(三) 2,160PV

中国本土で使用されているのが簡体字、台湾や香港で使用されているのが繁体字と呼ばれる文字ですが、WEBサイト構築の際も、それぞれの「文字コード」に変更しないと、文字化けが起こってしまう可能性があります。サイト上では、こういった中国語サイト制作におけるノウハウも公開しています。

4位 ICP登録 1,812PV

前述したICP登録の用語解説ページです。ICP登録とICPライセンスの違いにご注意ください。

5位 ICPライセンス 1,800PV

中国国内でECサイトをホスティングする場合は、ICPライセンスが必要となります。

この他にも多数の記事がございます。中国におけるウェブマーケティングでご興味があることがあれば、よろしければご覧ください。RSS登録いただければ、最新情報を簡単にキャッチアップいただけます。


各国世帯別ブロードバンド普及率

exj
2009年 12月 8日

日本ではかなり普及しているブロードバンドですが、海外を見てみると、随分状況が異なることが分かります。

少し前になりますが、グローバル調査機関のStrategy Analyticsが、国別世帯別ブロードバンド普及率を発表しました。(2009/6/19)

世界1位のブロードバンド大国は、オンラインゲームなどで名高い韓国で、95%です。日本は、ぐーんと後の16位64%です。

他のアジアの国々を見てみましょう。

シンガポール2位88%台湾5位81%香港は台湾と同じく81%など高い普及率となっていますが、最近、弊社でもお問い合わせが増えている中国は、43位21%です。これは、マレーシアと同じ数値です。タイ50位7%インドネシア58位1%(調査した国の中では最下位)となっています。

ちなみに、発表で本題となっているアメリカは、60%20位です。

broadband1

Web上で海外向け情報発信を行う際は、各国におけるブロードバンド普及状況の確認もさることながら、各国における通信インフラの違い、また中国においては、Great Firewall of Chinaと呼ばれるインターネット検閲などもあることを考慮して、サイトを構築・ホスティングしたほうがよいでしょう。(注)

なお、中国主要都市からのアクセススピードこちらから測定いただけます。

(注)BtoBサイトや海外ユーザーのオフィスにおける閲覧を想定している場合など、一概に各国の世帯別ブロードバンド普及率のみを重視する必要はありません。


実は遅かった!?中国から日本国内のサイトへのアクセススピード

exj
2009年 1月 19日

「中国語サイトが開けない」
「中国語サイトのアクセススピードが遅い」
「資料をダウンロードできない」

と、中国企業(クライアント)から苦情を寄せられている日本企業のウェブ担当者様は多いようです。

そこで、弊社中国支社では、日本にいながら、中国主要都市から日本国内のサイトへのアクセススピードを測定できるツールを開発し、テストオープンいたしました。

実際に中国支社で、日中両国のyahooサイトを計測してみたところ、

yahoo中国(中国サーバー)の平均下りスピードは825.6 KB/秒に対して、
yahoo日本(日本サーバー)の平均スピードはわずか1.9KB/秒でした。
なんと、およそ400倍の遅さ!
(計測日時により、スピードは異なります)

私のほうで他のいくつかのサイトも試してみたところ、中国のサーバーを利用している中国語サイトのアクセススピードと、日本のサーバーを利用している中国語サイトでは、アクセススピードに大きな開きがありました。

いったい、なぜ、これだけの差があるのでしょうか?
続きはこちらの記事をご覧くださいませ。

中国アクセススピード測定結果イメージ


Google中国新サービス:春運交通図

zucoco
2008年 1月 31日

旧正月は中国では一年中最も重要なイベントです。何億人の大移動になります。今年は雪災害が相まって、交通はすごく困難の局面を迎えました。そういうタイミングでGoogle中国は春運交通図の新しいサービスを出しました。

各地の空港、駅、高速道路の情報を、ネットユーザーから収集し、Googleマップに反映する仕組みです。人が困るときに助けがいただくとすごく感激します。上記サービスは中国国内では本当に評判です。直接Googleのイメージアップに繋がりました!

12.gif

ちなみに、雪の印があるところは、災害地域です、地元(赤い丸)はいまだに駅と空港が運航できない状態です、それで一目瞭然です


動的ページSEO:ブログのSEO対策

zucoco
2008年 1月 21日

GoogleのMatt Cutts氏はブログに関係する演説がありましたので、あわせてブログのSEO注意点についてまとめてみます。

  • AkismentMath Commentプラグインを入れて、コメントスパムからブログを守る
  • Google Analyticsなどアクセス解析サービスのトラッキングコードをhtmlコードの一番下に置く、サイトの読み込みスピードが向上します。
  • Feedburnerで自分のfeedを焼く,feedの形を整えると同時に、アクセス状況もわかる
  • Head META Descriptionなどのプラグインを入れることでMETA情報を自由に設定できるようになる
  • wwwからリンクを貼る、また永久リンクを利用する
  • Adwords,Overture,Yahooなどのキーワード推薦ツールを利用して、HOTなきーワードを選択
  • カテゴリー名はキーワードなどを利用、理解しにくい単語は禁物
  • キーワードを『-』で分割、例えばhead-meta-description、その次は『_』アンダーライン、最近goolgeが『_』サポートするようになった
  • 画像だけではなく、flashや動画にもALTタグを
  • 記事全文をRSSで書き出す、摘要はいいけど、忠実の読者はトラフィックよりも重要
  • 『/』はGoolgeにとって問題ではない。mydomain.com/2007/08/13/dir/dir/dir/my-post-is-hereみたいなURLでも問題がない
  • URLにキーワードを埋め込み、wpだと投稿スラッグとURLの出力を設定してキーワードをURLに埋め込むことができる

動的ページSEO:Googleの見解
動的ページSEO:PHPファイルの静的化
動的ページSEO:URL擬似静的化


グローバル化vs現地化

zucoco
2008年 1月 18日

中国企業がグローバル化を図っていると同時に海外企業も現地化しています。

百度とGoogleの地図検索サービスは対象的な結果になりました。面白いです。

百度地図検索
http://map.baidu.com/

Google地図検索
http://ditu.google.cn/

百度のサブドメインは英語のMAPを使っているのに対して
Googleのサブドメインはdituという中国語のローマ字表示を使っています。

仕事に関わる話ですが、百度とgoogleはともに中国語ローマ字検索をサポートしています。下図通り中国語ローマ字入力法で【ditu】を入力すれば、サーチエンジンが自動的に【地図】に変換してくれます。中国語サイトを作るときにドメインやフォルダのラベリングは必ずしも英語で付ける必要がありません。逆に中国語ローマ字のほうが適切です。

12.jpg

前の記事に少し記述していますが
興味があれば、ご参考ください。
中国語サーチエンジン対策(百度)


海外向けwebサイトの品質が低下する理由

zucoco
2008年 1月 14日

日本企業の海外向けのサイトは日本国内向けの日本語サイトと比べたら、個人的な見方ですが、明らかに同じ品質レベルのものではありません、また品質低下するものが多いようです。

11.gif

上図通り、制作会社の発注のルートを分析すると二通りがあります。
なぜ海外向けのwebサイトの品質が低下するのか?

まず発注者の日本本社を分析すると
1.予算が限られていて、海外向けサイトのコンテンツを大幅に削る
2.必要性を検討せずに、取りあえず○○向けのサイトを立ち上がる
3.社内に海外向けwebサイトを更新、管理する人材、スタッフの欠如

制作受注者の日本web制作会社の原因を分析すると
1.現地ユーザー行動特性への理解が低い
2.現地webサイトのコンプライアンスに関する情報が把握できない
3.コンテンツや表現方法などの違いで、現地文化への理解が低い
4.海外向けのwebプロモーション知識の欠如、【機能】しないサイトが多い
5.社内に海外向けwebサイトを制作、管理する人材、スタッフの欠如

間接発注者の現地子会社の原因を分析すると
1.webサイト重要性について、本社との認識違い
2.品質チェック、更新管理厳密に行われていない
3.web制作の要件定義、運営保守できる人材の欠如

制作受注者の現地web制作会社の原因を分析すると
1.現地子会社経由で受注する、コミュニケーションロスが発生しやすい
2.日本本社や日本のweb制作事情への理解が低い
3.社内に海外向けPJ体制に対応できる人材、スタッフの欠如

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