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「日本人から見た中国人の7つの不思議」を10に戻しました

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Z. Xingjie

中国メディアのIT商業新聞網はこのほど、日本人から見た中国人の7不思議という記事を掲載しました。以下は同記事より。

1.なぜ中国人は消費税の税率を知らないのか。
日本では消費税を5%から8%にアップするかどうかが、多くの人の関心の的となっているが、ほとんどの中国人は自国の消費税が何%なのかも知らない。

2.なぜ中国人は自分の血液型を知らないのか。
血液型は時に命にかかわる重要なことだが、多くの中国人は知らない。

3. なぜ中国人には官僚として勤めながら博士課程を取る人が多いのか。
官僚の仕事をしながらでは、授業や論文作成の時間がないはずなのに、官僚の立場を利用して学位を取得している。日本ではまずありえない方法だ。

4.なぜ男女を問わず性の知識が欠如しているのか。
日本では中学校の時から保健体育の授業で性教育を受けるが、中国では多くの先生が性に関することをタブー視しており、その結果、多くの若者の中で性に対する正しい知識の欠如が見られる。

5.なぜ中国人には暇人が多いのか。
首都であるはずの北京でも、毎日近所の人とおしゃべりをしたり、マージャンをしたりして過ごしている暇そうな人をよく見かける。彼らはどうやって食べているのだろうか?

6.なぜトイレットペーパーがないトイレが多いのか。
5つ星ホテルなら置いてあるが、それ以外にはほとんど置いていない。だからトイレが汚くなる。衛生や文明の観点からすれば、トイレットペーパーを備え付けるのが当然だと思うが、中国にはない。

7.なぜ中国人の親はいつまでも子どもに干渉するのか。
中国人の親は、子どもが学校を卒業した後も面倒を見続け、家や車を買い与え、就職や引っ越しの手配をする。だからいつまでも子どもは自立しない。日本では大学を卒業すれば完全に親から独立する。
以上、サーチナより引用

ちょうど雑誌から類似するタイトルを発見しましたが、よくみると、中国語原文10の不思議でした。消えた3つを補足させていただきます。

8.なぜ中国のエレベータは繋がっていないのか。
中国のエレベータは繋がっているものが少ない、上下するのに、回り道をしなければ。まして、行儀の悪い連中はよく通路で邪魔するので、時間は無駄になってしまいます。 店側の消費を促進する思惑もわかりますが、全体的な社会効率を考えれば、デメリットはメリットより多いはずです。

9.なぜ中国人はメールを返さない、もしくは返信が遅いのか。
中国人とメールをやり取りするのはもう我慢できません。仕方なく、電話、MSNあるいは直接面談を選ばざるを得ないです。中国人はメールを返す習慣はないのか?それとも私を無視しているのか?これも在中外国人たち共通の悩みのようです。日本と諸外国の友人との間では、素早いメールのやり取りは信頼の基礎となりますが、メールを利用することで、面会の費用と時間節約できるし、電話より考えがまとめやすいし、仕事の効率と効果を上げてくれる良い連絡手段です。私に言わすと、中国人はメールのよさがわかっていないとしか思えないです。

10.学会・会議の時はなぜ携帯をマナーモードに設定しないのか?なぜ電話に出るのか?
失礼と思わないか?メンツが立たないと思わないですか?これは中国のメンツ文化と矛盾するのではないでしょうか?会議の秩序と効果に影響するだけではなく、発展と安定も阻みます。実は私はもう我慢できません。毎回、こういう行為があった専門家と学者を指摘しようと思いました。また会場は毎回時間が経つにつれて、参加者人数がすくなくなります。スタート時点ではたくさんいましたが、途中で休憩を挟むと、名刺交換して要が済んだ人はどんどん勝手に帰ります。中国で開かれる国際会議では、最後は外国人と主催側のスタッフしか残っていない状況がしばしばです。こういう行為は中国の国のイメージを損なうと思います。

以上10の不思議を補完させていただきました。消えた三つの不思議は結構個人的な感情が入っています。無礼千万な振る舞いをする中国人百姓に、切捨て御免!と叫ぶ侍の姿が浮かび上がります。 それが理由で消されました??!!

9、10でわかりますように、ビジネスシーンにおいて、やっはり日中の違いがはっきりしています。もし日本にいる中国百姓は無礼なことをしたら、それは切ってもいいなと思いますが、日本の侍は中国の地を踏んだら、江戸のご法度は通用しないことも覚えなければ。。

中国でビジネスを展開していくには、できれば日本の慣習に固執せずに、中国の流儀に馴れていくのも必要ではないかと思います。メールで挫折した後は、電話・MSN・面談などで妥協せずに、アグレッシプな気持ちになって、「QQ」を使いましょう!セミナーに参加した時は、本当にテーマに興味がなければ、中国人にならって退散することもありかと思います。

中国という国で生きていくには、日本ほど他人の目を気にする必要がありません。