すこし前の話になりますが、プライベートで和歌山へいってきました。

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訪れたのは、和歌山県湯浅町と日高町。目的のメインは九絵(クエ)を頂くことです。クエは大型の魚で高級食材として有名です。一般的には冬場にクエ鍋として食される方が多いのではないでしょうか。

和歌山県日高町とは

日高町は知る人ぞ知るクエで有名な町で、白鬚神社では和歌山県指定民俗無形文化財に指定されている奇祭クエ祭りなどがあります。

クエ

日高町旅館民宿組合のサイトによると、「クエ祭」はクエを御輿代わりに、化粧をした若者と当屋衆が激しくもみあい、ぶつかりあう迫力のある海の男たちの勇壮なけんか祭りと書かれていました。
私が訪れた時期は祭りの時期とはずれていたので、残念ながら見ることができなかったのですが、「奇祭」「けんか祭り」というワードを見ると気になってしかたがありません。

日高町に行く前に、以前から訪れてみたかった場所が日高町の目と鼻の先にあったので、寄り道をしました。

和歌山県湯浅町とは

寄り道したのは、湯浅町というところです。湯浅町は醤油発祥の地といわれている町で、金山寺味噌、有田みかんなどでも有名な町です。手作りの醤油が残っているところはずいぶん減りましたが、今でも数件の醤油屋さんが昔ながらの製法を守りながら醤油を作っています。

湯浅醤油「丸新本家」とは

そんな醤油屋さんの中でも、メディアなどにもよく取り上げられている「丸新本家」湯浅醤油さんで開催されていた135周年の「丸新まつり」に立ち寄りました。

湯浅醤油

蔵見学ツアーに参加したかったのですが、丸新まつり開催期間中蔵は無料開放されおり、見学ツアーはやっていないということで、残念ながらお醤油作りの説明などを聞くことはできませんでした。

湯浅醤油2

しかし、祭り期間中は醤油をつかった様々な屋台などがでていてなかなか楽しいものでした。ものすごく高級な醤油からお手頃価格のものまで様々な種類の醤油を販売されているのですが、私は「カレー醤油」というカレー専用の醤油をお土産に買いました!醤油自体にもほんのりカレーの風味がします。その他にムスリムフレンドリーの醤油もありました。

ムスリムフレンドリー

ジビエ鍋

通信販売サイトもあるので、ご興味ある方は是非どうぞ。

伝建地区へ行ってみよう

そして、一通りまつりを楽しんだあとに、伝建地区とよばれる重要伝統的建造物群保存地区にも足をのばしました。

伝建地区

雛祭り

湯浅の伝建地区は16世紀末期頃に開発されたといわれており、町屋や土蔵などの建築物が細い道を挟んで残されている素晴らしい町並みでした。ちょうどお雛祭り前だったので、個々のお店には古いお雛様がかわいらしく飾られており、古い町並みとマッチして風情のあるものとなっていました。

伝建地区2

伝建地区3

高速道路延伸の影響なのか・・・

ゆっくりと散歩をしながら見学する人やスケッチを楽しまれる方がちらほらといらっしゃる一方、お土産店や飲食店がないため人の数はまばらで、寂しいなぁと感じずにはいられなかったことが印象に残る旅でした。

人がまばらなことに関しては個人的な考えですが、公共交通機関でめぐるにはすこし不便な場所にあることや、高速道路の延伸による弊害が要因の1つにあるのかもしれないと感じました。

白浜までの利便性は高くなったものの、白浜までの途中に位置する市町村に関しては、高速道路化がすすむなかで、「ちょっと寄り道」ということが難しくなったことは事実でしょう。

湯浅町に感じたものは、和歌山県で起こっている現象のごく一例で、観光客を誘致するためのコンテンツ作りを積極的に行いつつ、わざわざ足を伸ばしてもらうだけの魅力を発信するプロモーションを行っていかなければ、国内の観光客だけでなく訪日観光客を惹きつけることは難しくなってきているのかもしれません。