本ポストは、姉妹サイトchina-webbyにポストしたものですが、改めてこちらにも。

東日本大震災後、日本を訪れる外国人観光客が激減し、状況を一刻も早く打開するため、日本政府・インバウンド業界は積極的に動いています。しかし震災後の海外向け情報は、海外にきちんと届けられているのでしょうか?

「日本全体が放射能に汚染されている」

上記は中国一般人の見方かもしれません。

ちょうど友人のジャーナリストが震災後の日本取材を準備しているので、中国人ジャーナリストの視点から、日本の震災後海外向け発信を語っていただきました。

■概要(訳)

日本震災情報は、主に中国大手ポータルサイトのニュースを経由して一般民衆に伝わっています。
中国では、第二カ国語に日本語を選ぶ人は多くありません。人気のある英語も全体的に見ると普及率は1%未満。読解力はいまいちで、客観的に見ると、一般民衆には中国語の情報しか伝わらない状況です。
もう一つの問題点は情報統制で、ジャーナリストと一般人が得られる情報はほぼ同じレベルです。

■日本震災を報道している中国大手サイト

人民網
http://world.people.com.cn/GB/8212/191606/216958

新浪網
http://news.sina.com.cn/z/japanearthquake0311/index.shtml

網易
http://news.163.com/special/rbdblhddz

搜狐
http://news.sohu.com/s2011/ribendizhen11

テンセント
http://news.qq.com/zt2011/rbdz/

优酷
http://finance.youku.com/rbdz2011

■震災後の、日本の対外向け発信における特徴・問題点(訳)

※以下は、china-webby.com や 弊社の観点ではありません。

1.ウェブサイトによる発信は、オフィシャル感が強い。

2.中国側ポータルサイトのニュースでは、殆どマイナス情報、突発事故、その背景の報道が中心になっている。

3.データや、専門用語が多く、一般人が理解しにくい。

4.日本側の発信している情報は一部混乱・矛盾するところがある。

5.民間による発信が少ない。

6.現状のニュースを読む限り、政府が被災地を立てなおす自信があるように見えない。

7.観光地の回復状況が不明。

8.主要都市震災後の状況が不明。

9.被災地の暮らしについての報道が少ない。

11.90%以上のニュースは日本視点で取材・発表したものであり、中国人視点も必要。

12. 日本に詳しい一般人が少ないので、ニュースを読む時はその背景が理解しにくい。

■ジャーナリスト:汪蛟のプロフィール

アメリカイラク戦争、アフガニスタン戦争、パキスタン地震、ベトナムクーデター、インドネシア津波、フフシル鉄道建設などの衝突地・被災地に駆け巡る、注目されている中国人ジャーナリストです。

汪蛟氏自身は日本の正しい状況について取材・報道をしたいと考えています。
取材依頼についてはchina-webby.comの問い合わせフォームより問い合わせいただければ内容に応じて取次をいたします。