中国政府のファイアーウォールを避けるため、最近では多くの企業が中国国内や香港に(中国語ウェブサイト用の)サーバーを置くようになりました。

そこで問題になってきているのが、サーバーの安定性をどう担保するかについてです。

中国国内においては、ホスティングの安定性に求められる基準がどうしても日本のそれより低く、また回線事情など不可避のトラブルによって生じる不安定さによって、一般ユーザーもさほど表示状況自体の安定性について重要視をしていない=ホスティング側も大きく気をかけていない、というのが普段感じるところです。

しかし、そのような環境下においても可能な限りサーバーを安定的に運用し、トラブル時にはひと時でも早い回復を求められる日本企業も多いのではないでしょうか?

こうしたニーズは、安定運用基準の高いサーバー会社を選んだり、回線などインフラを整えることで解決していけるかと思いますが、現状把握や、サーバーの移転・補強後の評価などは、あまり実施されていないように感じております。

現在エクスポート・ジャパンでは、中国国内のどの地点からどれぐらいの速度でWebサイトが閲覧可能かを監視してレポーティングしています。以前から、中国5都市からのアクセススピード測定サービスを提供し、また、インフラを提供させていただいたクライアントサイトについては弊社中国支社より、毎営業日、目視確認によってチェックを行っておりました。しかし最近は、より機械的に、各都市からみたサーバー状況を自動監視する仕組みを併用導入し始めています。

こういった自動監視は、ping応答を利用した監視プログラムなどを独自設置するなどで代用は可能かと思いますが、中国では、前述のファイアウォールや、回線の南北問題など都市毎のスピード差もあることから、よりローカル状況に対応していく方法が求められていると感じています。