「フェアトレードだからって、甘やかしてはいけない」というエントリ。

フェアトレードに反対する標準的な経済学的議論はこんな具合だ。コーヒー豆のような商品の値段が低いのは作りすぎのせいだから、本来であればそれは生産者に対して、別の作物をつくるようにというシグナルを送るはずだ。でもフェアトレードの上乗せ価格――つまりは補助金――を支払うことで、このシグナルが送られなくなってしまうし、コーヒーに支払われる平均価格を引き上げることで、むしろもっと多くの生産者がコーヒーづくりを始めるようにうながしてしまう。すると、作りすぎがさらに進んで、フェアトレード以外のコーヒー豆の価格はもっと押し下げられてしまい、フェアトレード以外の農民はもっと貧乏になる。

(↑また別サイトからの引用)
フェアトレード食品でコーヒーが多いのは、生産が容易であることが理由として挙げられる。とっかかりとしては、それで良いかもしれないけど、そこから自立した経済活動を営もうとすれば、その他の作物へ転作しやすい状況が必要じゃないだろうか。
補助金が無くとも生活できるようにすることが必要なのであって、上乗せした金額でコーヒーを買い取るだけではただの資金援助と何ら変わりはない。

僕自身はあまりコーヒー経済の構造を知らないので、品目に関する意見や上記の詳細の真偽には言及できません。が、「ガン患者には摘出手術を。術後助かった人や、予備軍にはガンにならない生活習慣への改善協力と要請を。」という、段階を分けた支援方法が必要だということはよく感じます。

「そもそもの原因は何だんねん?」とラディカルな視点がなれけば、善意が逆効果を生むことになりかねない。