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アメリカ、イギリス、オーストラリアの人々が、日本でのスキーにどのくらい興味を持っているのか、Google Adwordsを使いリサーチしてみました。各国のリサーチ結果は下記のとおりです:

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「ski」の検索件数は青い棒グラフと左側の数字、「ski Japan」の検索件数はオレンジの折れ線グラフと右側の数字です。(オーストラリアは、「ski」と「ski Japan」の数値の差があまり大きくなかったため、右側の数字を記載していません。)

熱帯のインドネシアで生まれ育った私は、冬という季節について、というよりもそもそもウインタースポーツについての知識はゼロに等しいので、「ski」の検索結果のピークが(緑で囲まれた部分)オーストラリアとアメリカ・イギリスでは全く違うということに驚きました。理由は簡単。北半球の冬は12月~2月、南半球の冬は6月~8月で真逆だからです。

オーストラリアでは、北半球と同じ12月から3月にかけも「ski」の検索件数は小さなピークを迎えていることがグラフから見て取れます(薄緑の囲み)。オーストラリア人は自国のスキーシーズンだけでなく、北半球のスキーシーズンにも海外に足を伸ばしスキーを楽しんでいるようです。

もう一つわかったことは、オーストラリアでは「ski」と「ski japan」の検索件数の差がアメリカやイギリスほど大きくないということです。つまり、オーストラリアには、アメリカやイギリスより「スキー=日本」を思い浮かべる人がたくさんいるということです。

さらに、各国のスキー関連の検索キーワードのトップを調べてみたところ、下記のような結果となりました:

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アメリカ人のキーワードにはアメリカ国内のスキーリゾートが、イギリス人のキーワードにはヨーロッパのスキーリゾートが上位に挙がっています。一方、オーストラリア人のキーワードには北海道のニセコが、他を大きく押さえトップに挙がっています。

最も大きな要因は距離にあるのではないでしょうか。広大な土地を持つアメリカには山や国立公園がたくさんあるので、わざわざスキーをするために海外に行く必要がありません。イギリス人はヨーロッパのスキー場に行こうと思えばすぐに行くことができます。何より世界で最も有名なスキー場がアルプスにはあります。一方、オーストラリア人がスキーをしに海外に行くとなれば、ニュージーランドか北東アジアに集中する為、ニセコが人気となるわけです。

今回は、検索キーワードのリサーチだけでとても興味深い結果が得られました。今後、違った切り口でもリサーチを続けていけば、もっと面白い発見があるかもしれません。