日経ビジネスオンラインの記事を紹介します。

「今の資本主義はもう、やめてくれ」

“森の国”の思想が次の経済システムを作る

篠原 匡(日経ビジネスオンライン記者)

多くの大手日本企業も赤字転落をしてした今、グローバル資本主義経済の1つの転換点という点は、多くの人が認識を共通にするところ。様々な角度から事象を見るため、数千年のスパンで文明を見る環境考古学者の安田先生にインタビューしています。

記事中では、まずギリシャやローマなどの大文明社会が過剰な森林伐採など自然破壊を行った結果、マラリアなど風土病が流行り、力を失ってしまったという歴史が紹介されます。

そして、砂漠化が進行した結果、砂漠の民の間で一神教が誕生して拡がっていく。

 

カタール ドーハから離れて。

カタール・・・暑くてフロントガラス外側がすぐ曇る

そこで多様な価値観を認めていた多神教社会から、神を信じない人が排斥される社会が形成され、結果衰退していく一因となる、、、とのこと。

僕は宗教・歴史ともに明るくないため、宗教の優劣や歴史の真偽について語ることはできませんが、自然破壊による文明崩壊の歴史と現代社会の類似性というテーマについて、かつて読んだジャレド・ダイアモンドの「文明の崩壊」という本にも書かれていたことを思い出し、上の記事も取り上げました。

これはイースター島、マヤ、北米アナサジ、ノルウェー領グリーンランドなど、死滅してしまった文明の歴史と、現代のルワンダや中国、オーストラリア、米国、日本を通してみる内容です。
(良く売れていましたし、「ふしぎ発見」でも取り上げられていたし、ご存じの方も多いかも知れません。前著の「銃・鉄・病原菌」もめちゃ面白いですよ!)

例えば、イースター島では部族間の争いにおいて、相手を打ち負かす力を持つとされるモアイ像が競って製造され、その過程で大量の木材が失われてもそれは歯止めがかからず、いずれ最後の一本も切り倒され、自然は失われ、人命も失われ、モアイ像だけが残ったという。

このような「他者への不寛容・過剰な競争意識が、自己充足の範疇を著しく超えると、共存性のバランスが崩れ相手も自分も破滅」という流れは、とても人間的に思え、様々な状況が当てはまりそう。

漫画シャーマンキングの主人公は、「やったらやりかえされる」「連鎖は続く」「だから誰か(心の余裕のあるやつ)が受け止めてやらんと、ウエッヘッヘ」と、自分を憎む相手に絶命されかけながら言っていました。

また、以前お世話になった人から言われた、「競合という捉え方を否定しないけど、同じ業種で頑張って市場盛り上げてるんだから、協合という考え方ももっておきたいんだな、僕は。その方がお互いに気楽でしょ」という言葉は、ある種言葉遊びかも知れませんが、仕事上でも「ああ、まさに今、その考え方の方が建設的だ」などと思い出される機会もこれまで多々ありました。

海外向けウェブマーケティングによる輸出・インバウンドは、いよいよ盛り上がってきつつありますが、経済状況から、短期的には状況がさてどう転ぶかという時です。でもきっと成長するのは間違いない。

平時はもとより、こういう時にもぜひヨコの繋がりを広げられれば、そして皆で一緒に業界を盛り上げていければ、と思う立春です。大阪は晴れてて、比較的暖かかったです。

※記憶が曖昧でいろいろと間違っている箇所もあるかも知れません。やんわりご指摘いただけると嬉しいです。