先日、保険会社時代の卓球部のメンバー(選手以外)と会ってきました。
13年ほど前、初めて全日本女子シングルス・ダブルス・団体戦を制したときのスタッフメンバーです。
そのとき、中国国体で2度優勝したHさんを選手兼コーチで中国から迎えました。
既に中国の元世界チャンピオンがライバルのI銀行さんやM電器さんには来ていました。
Hさんは中国チャンピオンなのに何故中国でオリンピックや世界選手権の代表に選ばれなかったの?そのときの答えは、心が弱いからでした。確かに他の世界チャンピオンは心(気)が強くスタッフはさぞ大変だったろうと想像できるので、私は恵まれてました。

Hさんは心やさしくチームメンバーに全ての卓球技術と心構えを教え育てつつ、本人は日本リーグで61連勝しました。未だに日本リーグで破られていない大記録です。相撲で言うと白鳳と同じで、双葉山よりちょっと下の連勝記録ですね。
それまで世界レベルのサービスのレシーブさえできなかったチームはその後連覇を重ね、今や不動の日本最強チームです。おかげで、みんな卓球界で出世しました。
日本チャンピオンに二度なったSさんはそのとき20歳で練習場で寝転がって駄々をこねていましたが、今は日本を代表する大学チームで選手に怖がられている名コーチです。
M監督は今や全日本チームの監督で平野早矢香さん、福原愛さん、石川佳純さんの不動のメンバーを率いて2012年ロンドンオリンピックで初のメダル獲得を狙っています。
Hさんのご主人が仕事で日本に来たので、久しぶりに会って昔話がはずんだのです。

どこに行こうか?
ホテルの地下に「ざうお」という釣堀魚料理店があるよ。
Sさん生魚ばかりでも大丈夫かな?
鍋もあるから大丈夫です。
釣るのめんどうくさいから8種盛りにしましょう。
中国では刺身はどんなのがあるの?
日本人が一万人いる大連でも「まぐろ」「サーモン」「帆立貝」「タイ」くらいしかないです。
ここは目でも楽しめるから中国人にとっても良い店です。
なるほど、だから中国人の観光客も多いんですね。
ところで、先ほどの中国人ツアーの人達はなんて話していたの?
「ここのホテルの部屋の広さは自宅のトイレより小さいよ」でした。
「中国では、マンションの広さは150㎡以上もあって、買った後で内装も間取りも自分でするから20㎡以上のシャワー付トイレをつくるのも可能ですね。」

「明日は神戸に行って、神戸ステーキを食べると言っています。」
「でも絶対、本物のA5特級ランクの神戸ステーキとは違うと思います。外国の人には是非本物の味を知って欲しいなあ」

「M監督、この前のインドでのアジア選手権はどうでしたか?」
「日本チャンピオンの平野早矢香が北朝鮮にいきなり0:3でストレートで負けてびっくりしました。北朝鮮の選手は初の国際試合で、初めて北朝鮮から外国に出た人ですよ。
日本の選手はお腹をこわしたらいけないので、日本食を200食持ち込んで食べました。日本のレトルト食は種類も多くて最高ですよ。」
「そういえば昔大分で、ふぐの肝食べましたね。おいしかったなあ。でもこの前、東北地方でふぐの肝食べて死んでいましたよ。」
「天然ふぐは、水俣病と同じく食物連鎖で毒のあるヒトデ等をえさで食べて体内に毒が蓄積されるのです。大分県の沖だけ毒をもったヒトデがいないので大分では天然ふぐの肝を食べてもいいけど、他で食べたらだめですよ。世界ではなんでもがつがつと食べてはいけませんよ。」
「そういえば中国で鳥の手のから揚げを頼んだら、本当に指のついた足の平(ひら)部分が出てきましたよ。手羽先ではなかったですね。」
「手羽先の部分は腕です。手羽先や手羽元は腕で手ではないでしょ。」
「なるほど。」
そんなとりとめもない楽しい一日でした。