今から100年前の1908年4月に内村鑑三によって刊行された英文著作”Representative Men of Japan ” (代表的日本人)に次の5名の日本人がデンマーク語・英語・ドイツ語で紹介されています。辞書も満足になかったろうに素晴らしい語学力です。
「西郷隆盛」「上杉鷹山」「二宮尊徳」「中江藤樹」「日蓮上人」が紹介され、訳書でわずか180ページほどの内容ですが、素晴らしく感動を与える本です。
童門冬二も大変感動し、「小説 西郷隆盛」「小説 上杉鷹山」「小説 二宮尊徳」「小説 中江藤樹」「小説 日蓮上人」を自身で刊行し、より読みやすく物語っています。

“Representative Men of Japan ”は日本人を紹介することで、日本文化、価値観を紹介した本です。
100年前、世界の文明国はキリスト教社会であり、日本の道徳、文化が理解されがたかった時代に、日本人には宗教がないのかそれなら道徳教育はどうなっているのかとの外国人の問いに対する答弁書の新渡戸稲造「Bushido」とともに、日本人を世界に知らしめ感動を与えました。
フランスのクレマンソー首相が本著を読み、健康さえ許すならば日本に行き内村と話したいと語り、後のケネディ大統領がこれを読んで、「政治家として最も尊敬する人は上杉鷹山」と語った話は有名です。

では、今私たちが世界に紹介したい“Representative Men of Japan ” 「代表的日本人」は誰でしょうか?

「イチロー」「北野武」「石川遼」「小澤征爾」「○○首相」???
ウーム、ちょっと昔の人と格が違うかも・・・・・・

日本には実直で努力家の素晴らしい方がたくさんいるのに残念です。

本社近くの「大阪企業家ミュージアム」で企業家の偉業をたくさん発見しました。
電気代が高価でソケット数で電気代が決まった時代に二股ソケットで売り出した「松下幸之助」
武田薬品・塩野義製薬等近所の漢方薬局屋が西洋薬へ転換した時代にカレーの材料の香辛料がほとんど自社で取扱っている漢方薬と同じと気づきそれならとカレーを広めた「ハウス食品」
自社製品のペンシル名から社名を「早川電気」から変えた「シャープ」etc

世界の人がまだまだ知らないストーリーや日本の良さ、さらには日本の主張や心情を言語の壁を越え、外国語で情報発信することでより世界に広めることができれば、日本や日本人・日本企業のイメージをさらにアップすることができると思います。